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title: OpenID Connect に対応するように Tableau Server を構成する
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description: Configure Tableau Cloud or TCM to use OpenID Connect for single sign-on.
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# OpenID Connect に対応するように Tableau Server を構成する

このトピックでは、シングルサインオン (SSO) に OpenID Connect (OIDC) を使用するよう Tableau Server を構成する方法を説明します。これは、複数のステップにわたるプロセスの 1 ステップです。次のトピックでは、Tableau Server.での OIDC の構成および使用に関する情報を提供します。

1. [OpenID Connect](https://help.tableau.com/v0.0/server-linux/ja-jp/openid_auth.htm) の概要
2. [OpenID Connect に対応するように ID プロバイダーを構成する](https://help.tableau.com/v0.0/server-linux/ja-jp/openid_auth_idp_config.htm)
3. OpenID Connect に対応するように Tableau Server を構成する (現在のセクション)
4. [OpenID Connect を使用して Tableau Server にサインインする](https://help.tableau.com/v0.0/server-linux/ja-jp/openid_auth_signing_in.htm)

**注:**

- ここで説明するステップを実行する前に、[OpenID Connect に対応するように ID プロバイダーを構成する](https://help.tableau.com/v0.0/server-linux/ja-jp/openid_auth_idp_config.htm) で説明されている OpenID アイデンティティ プロバイダー (IdP) を構成する必要があります。
- このトピックで説明する手順は、アイデンティティ プールを使用して設定された OIDC 認証に適用される場合があります。ただし、最初に「[アイデンティティ プール (ID プール) を使用したユーザーのプロビジョニングと認証](https://help.tableau.com/v0.0/server-linux/ja-jp/identity_pools.htm)」に従い、その後、必要に応じてこのトピックに戻って参照してください。
- Tableau REST API および tabcmd では、OIDC シングル サインオン (SSO) はサポートされていません。[tabcmd](https://help.tableau.com/v0.0/server-linux/ja-jp/tabcmd.htm) または [REST API](https://help.tableau.com/current/api/rest_api/ja-jp/help.htm "新しいタブで REST API ヘルプを開く") を使用するには、ユーザーは TableauID アカウントを使用して Tableau Server にサインインする必要があります。

1. ブラウザーで TSM を開きます。
    
    https://<tsm-computer-name>:8850詳細については、「[Tableau サービス マネージャーの Web UI へのサインイン](https://help.tableau.com/v0.0/server-linux/ja-jp/sign_in_tsm.htm)」を参照してください。
2. \[構成\] タブで、\[ユーザー ID とアクセス\] > \[認証方法\] の順に選択します。
3. \[認証方法\] で、ドロップダウン メニューから \[OpenID Connect\] を選択します。
4. OpenID Connect で、\[サーバーの OpenID 認証を有効化\] を選択します。
5. 自分の組織の OpenID 構成情報を次のように入力します。
    
    ![TSM の OpenID Connect 構成のイメージ](/tableau/next/ja-jp/server-linux/ja-jp/Img/tsm_ui_oidc.png)
    
    **注:**
    
    - **ステップ 3:** プロバイダーが、パブリック URL でホストされたファイルではなくローカル コンピューター上でホストされた構成ファイルに依存している場合は、[tsm authentication open-id <commands>](https://help.tableau.com/v0.0/server-linux/ja-jp/cli_authentication_tsm.htm#TSMOIDC) を実行してファイルを指定できます。`--metadata-file <file_path>` オプションを使用して、ローカル IdP 構成ファイルを指定します。
    - **ステップ 4:** Tableau Server 2025.3 以降では、シングル ログアウト (SLO) を有効にして、サインアウト後にユーザーをリダイレクトする URL を指定できます。
    - ステップ 5: Tableau Server 2026.2 以降では、OIDC 認証ワークフローの一部としてユーザー属性とその機能を有効にすることができます。詳細については、「[OIDC クレームのユーザー属性](https://help.tableau.com/v0.0/server-linux/ja-jp/openid_auth.htm#user_attributes)」を参照してください。
6. 構成情報を入力したら、\[保留中の変更を保存\] をクリックします。
7. ページ上部の \[変更を保留中\] をクリックします。
    
    ![保留中の変更があることを示す Tableau Server Manager ツールバー。](/tableau/next/ja-jp/server-linux/ja-jp/Img/tsm-ui-pending-changes-btn.png)
8. \[変更を適用して再起動\] をクリックします。

このセクションでは、TSM コマンド ライン インターフェースを使用して OpenID Connect を構成する手順を説明します。OpenID Connect の初期構成には、構成ファイルを使用することもできます。[openIDSettings エンティティ](https://help.tableau.com/v0.0/server-linux/ja-jp/entity_openid.htm)を参照してください。

1. [tsm authentication open-id <commands>](https://help.tableau.com/v0.0/server-linux/ja-jp/cli_authentication_tsm.htm#TSMOIDC) の`configure` コマンドを使用して以下の必要オプションを設定してください。
    
    - `--client-id <id>`: IdP がアプリケーションに割り当てているプロバイダー クライアント ID を指定します。たとえば、`“xxxkjwdlnaoiloadjkwha"` のように使用します。
    
    - `--client-secret <secret>`: プロバイダー クライアント シークレットを指定します。これは、Tableau が IdP からの応答の真偽を検証するために使用するトークンです。この値は秘密で、保護しておく必要があります。たとえば、`“xxxhfkjaw72123="` のように使用します。
    
    - `--config-url <url>` または `--metadata-file <file_path>`: プロバイダー構成 json ファイルの場所を指定します。プロバイダーがパブリック JSON 検出ファイルをホストしている場合、`--config-url` を使用してください。それ以外の場合、代わりにローカルコンピューター上のパスと `--metadata-file` のファイル名を指定してください。
    
    - `--return-url <url>`: サーバーの URL です。一般的には、これはサーバーのパブリック名 (`"http://example.tableau.com"` など) になります。
    
    たとえば、このコマンドを実行します。
    
    `tsm authentication openid configure --client-id “xxxkjwdlnaoiloadjkwha" --client-secret “xxxhfkjaw72123=" --config-url "https://example.com/openid-configuration" --return-url "http://tableau.example.com"`
    
    **注:** 
    
    - [openIDSettings エンティティ](https://help.tableau.com/v0.0/server-linux/ja-jp/entity_openid.htm) を使用して Open ID Connect に設定できるその他のオプション構成もあります。または、[tsm authentication open-id <commands>](https://help.tableau.com/v0.0/server-linux/ja-jp/cli_authentication_tsm.htm#TSMOIDC) を使用できます。さらに、IdP クレーム マッピングを構成する必要がある場合は、[openid map-claims のオプション](https://help.tableau.com/v0.0/server-linux/ja-jp/cli_authentication_tsm.htm#Options2)を参照してください。
    - Tableau Server 2025.3 以降では、[tsm authentication open-id <commands>](https://help.tableau.com/v0.0/server-linux/ja-jp/cli_authentication_tsm.htm#TSMOIDC) を使用して、必要に応じてシングル ログアウト (SLO) を有効にできます。
2. 次のコマンドを入力して Open ID Connect を有効にします。
    
    `tsm authentication openid enable`
3. `tsm pending-changes apply` を実行して変更を適用します。
    
    保留中の変更にサーバーの再起動が必要な場合は、`pending-changes apply` コマンドの実行時に、再起動が行われることを知らせるメッセージが表示されます。このメッセージはサーバーが停止していても表示されますが、その場合には再起動は行われません。`--ignore-prompt` オプションを使用してメッセージが表示されないようにできますが、そのようにしても再起動に関する動作が変わることはありません。変更に再起動が必要ない場合は、メッセージなしで変更が適用されます。詳細については、[tsm pending-changes apply](https://help.tableau.com/v0.0/server-linux/ja-jp/cli_pending-changes.htm#pending-changes-apply)を参照してください。

## ユーザー属性を使用したデータ アクセスのカスタマイズと制御

ユーザー属性は、組織で定義されるユーザー メタデータです。ユーザー属性を使用して、一般的な属性ベースのアクセス制御 (ABAC) 許可モデルでアクセスを判定することができます。ユーザー属性には、職務、部門メンバーシップ、管理レベルなど、ユーザー プロフィールのあらゆる側面が該当します。また、ユーザー属性は、ユーザーがサインインしている場所や言語設定など、ランタイム ユーザー コンテキストに関連付けられている場合もあります。

ユーザー属性をワークフローに含めることで、データ アクセスとパーソナライゼーションを通じてユーザー エクスペリエンスを制御したりカスタマイズしたりできます。

- **データ アクセス**: ユーザー属性を使用して、データ セキュリティ ポリシーを適用できます。これにより、ユーザーが表示できるのは閲覧が許可された情報のみになります。
- **パーソナライゼーション**: 場所や役割などのユーザー属性を渡すことで、コンテンツをカスタマイズして、アクセスするユーザーに関連する情報のみを表示し、ユーザーが必要な情報を見つけやすくすることができます。

**ユーザー属性を渡すステップの概要**

ワークフローでユーザー属性を有効にするプロセスの手順は、次のとおりです。

1. ユーザー属性設定を有効にする
2. アサーションにユーザー属性を含める
3. コンテンツ作成者がユーザー属性関数と関連フィルターを含めていることを確認する
4. コンテンツを確認する

### ステップ 1: ユーザー属性設定を有効にする

セキュリティ上の理由から、ユーザー属性が認証ワークフローで検証されるのは、サーバー管理者によってユーザー属性の設定が有効にされている場合のみです。

1. ブラウザーで TSM を開きます。
    
    https://<tsm-computer-name>:8850詳細については、「[Tableau サービス マネージャーの Web UI へのサインイン](https://help.tableau.com/v0.0/server-linux/ja-jp/sign_in_tsm.htm)」を参照してください。
2. \[構成\] タブで、\[ユーザー ID とアクセス\] > \[認証方法\] の順に選択します。
3. \[認証方法\] で、ドロップダウン メニューから \[SAML\] を選択します。
4. **ステップ 8**で、\[Enable capture of user attributes during SAML authentication (SAML 認証中にユーザー属性のキャプチャを有効にする)\] チェックボックスをオンにします。
5. 終了したら、次を実行します。
    
    1. \[保留中の変更を保存\] をクリックします。
    2. ページの上部にある\[保留中の変更\] ボタンをクリックします。
    3. \[変更を適用して再起動\] をクリックします。

### ステップ 2: アサーションにユーザー属性を含める

アサーションにユーザー属性が含まれていることを確認します。

**注:** SAML 応答の属性には、`scope` 属性または `scp` 属性を除き、4096 文字の制限が適用されます。応答の属性 (ユーザー属性を含む) がこの制限を超える場合、Tableau は属性を削除し、代わりに `ExtraAttributesRemoved` 属性を渡します。その後、コンテンツ作成者は `ExtraAttributesRemoved` 属性を使用して計算を作成し、この属性が検出された場合のユーザーに対するコンテンツの表示方法を決定できます。

**例**

南部地域のマネージャーである Fred Suzuki という従業員がいるとします。あなたは、Fred がレポートをレビューするときに、南部地域のデータのみが表示されるようにしたいと考えています。このようなシナリオでは、以下の例のように、SAML 応答に Region ユーザー属性を含めることができます。

<saml:Assertion xmlns:saml="urn:oasis:names:tc:SAML:2.0:assertion"
	<saml;Issuer">https://myidp.okta.com/saml</saml:Issuer">
   <saml;Subject">
	  <saml:NameId Format="urn:oasis:names:tc:SAML:1.1:nameid-format:emailAddress"fsuzuki@example.com</saml:NameID">
   <saml:AttributeStatement xmlns:saml="urn:oasis:names:tc:SAML:2.0:assertion">
  		<saml:Attribute Name="Region" NameFormat="urn:oasis:names:tc:SAML:2.0:attrname-format:unspecified">
  			<saml:AttributeValue">South</saml:AttributeValue">
    	</saml:Attribute">
   </saml:AttributeStatement">
</saml:Assertion">

### ステップ 3: コンテンツ作成者が属性関数を含めていることを確認する

コンテンツ作成者がユーザー属性関数と関連フィルターを含めていて、コンテンツに表示できるデータの制御が可能になっていることを確認します。ユーザー属性アサーションが Tableau に確実に渡されるようにするには、コンテンツに次のユーザー属性関数のいずれかが含まれている必要があります。

- `USERATTRIBUTE('attribute_name')`
- `USERATTRIBUTEINCLUDES('attribute_name', 'expected_value')`

コンテンツ作成者が使用する関数は、ユーザー属性が単一の値を返すと想定されるのか、複数の値を返すと想定されるのかによって異なります。これらの関数の詳細とそれぞれの例については、Tableau ヘルプの「[ユーザー関数](https://help.tableau.com/current/pro/desktop/ja-jp/functions_functions_user.htm#user_attributes)」を参照してください。

**注:**

- Tableau Desktop や Tableau Cloud で作成する場合、これらの関数を使用したコンテンツのプレビューは利用できません。関数は、NULL または FALSE を返します。ユーザー関数が想定どおりに動作するようにするために、作成者には、コンテンツを公開した後、関数を確認することをお勧めします。
- コンテンツ作成者は、コンテンツが想定どおりにレンダリングされるようにするために、1) この属性をチェックして、2) メッセージの表示など、属性によるコンテンツの処理方法 (処理する場合) を決定する `ExtraAttributesRemoved` を使った計算を含めることを検討してもよいでしょう。SAML XML の属性が 4096 文字を超える場合、Tableau は、`ExtraAttributesRemoved` 属性のみを追加し、他のすべての属性 (`scp` または `scope` を除く) を削除します。これは、最適なパフォーマンスを確保するとともに、ストレージの制限を考慮するためです。

**例**

上記の「[ステップ 2: アサーションにユーザー属性を含める](#step_pass_user_attribute)」で紹介した例を続けます。「Region」ユーザー属性アサーションをワークブックに渡すには、作成者は `USERATTRIBUTEINCLUDES` を含めることができます。たとえば、`USERATTRIBUTEINCLUDES('Region', [Region])` では、‘Region’ はユーザー属性であり、\[Region\] はデータの列です。作成者は新しい計算を使用して、「Manager (マネージャー)」データと「Sales (売上)」データを含む表を作成できます。計算が追加されると、ワークブックは想定どおり「False」値を返します。

![](/tableau/next/ja-jp/server-linux/ja-jp/Img/uaf_calc_view.png)

作成者は、埋め込まれたワークブックに「South (南部)」地域に関連付けられたデータのみを表示するために、フィルターを作成してカスタマイズし、「South (南部)」地域が「True」のときに値を表示することができます。関数が「False」値を返し、フィルターが「True」値のみを表示するようにカスタマイズされているため、フィルターを適用すると、ワークブックは想定どおり空白になります。

![](/tableau/next/ja-jp/server-linux/ja-jp/Img/uaf_filter_view.png)

### ステップ 4: コンテンツを確認する

コンテンツを確認して検証します。

**例**

[ステップ 3: コンテンツ作成者が属性関数を含めていることを確認する](#step_include_uaf)の例を完結させます。Fred Suzuki のユーザー コンテキストが「South (南部)」地域であるため、ビューの「Sales (売上)」データが「Fred Suzuki」にカスタマイズされていることがわかります。

![](/tableau/next/ja-jp/server-linux/ja-jp/Img/uaf_embedded_view_south.png)

ワークブックに示されている地域のマネージャーには、担当地域に関連付けられた値が表示されるはずです。たとえば、「West (西部)」地域の Sawdie Pawthorne には、その地域固有のデータが表示されます。

![](/tableau/next/ja-jp/server-linux/ja-jp/Img/uaf_embedded_view_west.png)

ワークブックに地域が記載されていないマネージャーには、空のワークブックが表示されます。

### 既知の問題と制限事項

ユーザー属性関数を使用する際に考慮すべき、いくつかの既知の問題と制限があります。