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title: 実行サービス アカウントの変更
collection: tableau
version: current
locale: ja-jp
portal_url: https://docs.salesforce.com/tableau/current/ja-jp/server/runas_acct.md
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description: Change and configure the Run As service account in Tableau Server.
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# 実行サービス アカウントの変更

環境およびデータ アクセスの要件によっては、実行サービス アカウントの変更が必要な場合があります。実行サービス アカウントを変更する、次の 2 つの主要なシナリオがあります。

- 既定の実行ローカル アカウント (NetworkService) をドメイン アカウントで置き換えている。データ ソースの大部分が Active Directory (Windows NT 統合セキュリティ) のコンテキストで認証される環境で運用する場合、ローカル アカウント (NetworkService) ではなく、ドメイン アカウントを使用するように実行サービスを設定する必要があります。
- 既存のドメイン実行サービス アカウントを別のアカウントに変更している。

このトピックでは両方のシナリオを説明し、実行サービス アカウントのパスワードの更新方法を取り上げます。

実行サービス アカウントには、ローカル管理者アカウントまたはドメイン管理者アカウントのメンバーを使用することはできません。代わりに、実行サービス アカウントの管理者ではないドメイン ユーザー アカウントを使用することをお勧めします。これらの管理者グループのメンバーではないドメイン アカウントを使用することは、優れたセキュリティ プラクティスであり、特定のデータ ソースおよびフォルダーへのアクセスを回避するのに役立ちます。実行サービス アカウントを作成する際のベスト プラクティスについては、「[実行サービス アカウントの作成](#best)」を参照してください。

**注:** Tableau Server バージョン 2023.3.x 以降から、実行サービス アカウントがドメイン アカウントを使用するように構成されている場合、管理者は `tsm configuration set` コマンドを使用して、ファイル アクセス用のサーバー許可リストも構成する必要があります。許可リストは、ファイルベースのデータ ソースへのアクセスを、指定されたローカルまたは共有ディレクトリ パスに制限します。サーバーの許可リストを構成するための詳細とステップについては、「[セキュリティ強化チェックリスト](https://help.tableau.com/current/server/ja-jp/security_harden.htm#11-configure-a-server-allowlist-for-filebased-data-sources)」を参照してください。

## 既定の実行ローカル アカウント (NetworkService) をドメイン アカウントで置き換えている

既定の NetworkService アカウントをドメイン アカウントに置き換える予定の場合、実行サービス アカウント用の専用アカウントを使用することをお勧めします。次の手順に従います。

1. Active Directory での実行サービス アカウントを作成する
2. 実行サービス アカウントを使用するよう Tableau Server を構成する

### 実行サービス アカウントの作成

これらのベスト プラクティスに従います。

- 実行サービス アカウントが組織内のユーザーに代わってデータにアクセスする方法を理解することが重要です。場合によっては、ユーザー アカウントが明示的にアクセス許可されていないデータにユーザーが誤ってアクセスすることがあります。実行サービス アカウントを作成する前に、 [実行サービス アカウントを使用したデータ アクセス](https://help.tableau.com/current/server/ja-jp/runas_access.htm)を確認してください。
- Tableau Server 実行サービス アカウント用に、Active Directory で専用アカウントを作成します。つまり、既存のアカウントを使用しないでください。専用アカウントを使用することで、Tableau Server で自分がパーミッションを持つデータ リソースへのアクセスを、Tableau Server 実行サービスのみに設定できます。
- 実行サービス アカウントを使用して、Active Directory のユーザーおよびグループ メンバーシップをクエリします。既定では、NetworkServices アカウントおよび既定のドメイン ユーザーに Active Directory へクエリするパーミッションがあります。実行サービス アカウントの読み取りパーミッションまたはクエリ パーミッションは制限しないでください。
- ドメイン管理パーミッションを持つアカウントは使用しないでください。特に、Active Directory でアカウントを作成するときには、ドメイン ユーザー グループでアカウントを作成します。作成したアカウントを、そのアカウントのパーミッションを必要以上に高める Active Directory セキュリティ グループに追加しないでください。
- このアカウントに対するディレクトリ内のデータ ソースのパーミッション。実行サービスに使用するアカウントには、適切なデータ ソースやネットワーク共有に対する読み取りアクセスのみが必要です。
- 組織のユーザーをスマート カードを使用して認証する場合は、実行サービス アカウントに対するスマート カードのログオン オプションを無効にしてください。
- システム ドライブ以外のドライブに Tableau Server をインストールしている場合は、実行サービスに追加パーミッションを許可するようにシステム ドライブを構成する必要があります。システム ドライブは Windows がインストールされているドライブです。たとえば、Windows を C:/ ドライブにインストールしている場合、C:/ がシステム ドライブとなります。Tableau Server を他のドライブ (D:/、E:/ など) にインストールする場合は、実行サービス アカウントにシステム ドライブのパーミッションを設定する必要があります。詳細については、[](https://help.tableau.com/current/server/ja-jp/runas_confirm.htm)[必要な実行サービス アカウント設定](https://help.tableau.com/current/server/ja-jp/runas_confirm.htm)を参照してください。

### Tableau Server での実行サービス アカウントの構成

Active Directory で実行サービス アカウントを作成した後、そのアカウントを使用するよう Tableau Server を設定します。

初めての場合には TSM Web UI を使用し、実行サービス アカウントを構成します。

**実行サービス アカウントの構成**

1. ブラウザーで TSM を開きます。
    
    https://<tsm-computer-name>:8850詳細については、「[Tableau サービス マネージャーの Web UI へのサインイン](https://help.tableau.com/current/server/ja-jp/sign_in_tsm.htm)」を参照してください。
2. セキュリティ タブをクリックして、次に 実行サービスアカウント タブをクリックします。
3. ユーザーアカウント を選択してサービスアカウントのユーザー名およびパスワードを入力します。ドメイン名を `domain\account` と指定します。ここで、ドメイン名はユーザーがいる定義域の NetBIOS 名です。
    
    ![Tableau Server Manager の実行サービス アカウントの設定ウィンドウ。ユーザー アカウントが選択されています。](/tableau/current/ja-jp/server/ja-jp/Img/tsm-ui-runas.PNG)
4. 保存 をクリックしてユーザー名とパスワードを検証します。
5. 完了したら、\[変更を保留中\] をクリックしてから \[変更を適用して再起動\] をクリックします。

実行アカウントを更新した後、Tableau Server は入力したアカウントに対し、ローカル コンピューターのパーミッションを自動的に設定します。

## 既存のドメイン実行サービス アカウントを別のアカウントに変更している

既存のドメイン実行サービス アカウントを別のアカウントに変更するには、その新しいアカウントにパーミッションを適用する必要があります。パーミッションを新しい実行サービス アカウントに適用するには、まずパーミッションを既定の NetworkService アカウントに適用してリセットする必要があります。

開始する前に、実行サービス アカウントで使用する新しいアカウントが、以前に[実行サービス アカウントの作成](#best)セクションで記載したベスト プラクティスに従っていることを確認してください。

この手順では Tableau Server サービスを 2 回再起動する必要があるため、営業時間外に実行するようにしてください。

TSM Web インターフェイスの使用

1. ブラウザーで TSM を開きます。
    
    https://<tsm-computer-name>:8850詳細については、「[Tableau サービス マネージャーの Web UI へのサインイン](https://help.tableau.com/current/server/ja-jp/sign_in_tsm.htm)」を参照してください。
2. セキュリティ タブをクリックして、次に 実行サービスアカウント タブをクリックします。
3. \[ユーザー アカウント\] で \[NT Authority\\NetworkService\] を選択します。
4. \[保存\] をクリックします。
5. 完了したら、\[変更を保留中\] をクリックしてから \[変更を適用して再起動\] をクリックします。
6. サーバーが再起動したら、TSM を開き、\[実行サービス アカウント\] タブに移動します。
7. ユーザーアカウント を選択してサービスアカウントのユーザー名およびパスワードを入力します。ドメイン名を `domain\account` と指定します。ここで、ドメイン名はユーザーがいる定義域の NetBIOS 名です。
    
    ![Tableau Server Manager の実行サービス アカウントの設定ウィンドウ。ユーザー アカウントが選択されています。](/tableau/current/ja-jp/server/ja-jp/Img/tsm-ui-runas.PNG)
8. 保存 をクリックしてユーザー名とパスワードを検証します。
9. 完了したら、\[変更を保留中\] をクリックしてから \[変更を適用して再起動\] をクリックします。
10. 以前のアカウントのパーミッションを取り消します。[実行サービス アカウント パーミッションの取り消し](https://help.tableau.com/current/server/ja-jp/runas_change.htm)を参照してください。

TSM CLI の使用

1. 実行サービス アカウントを NetworkService にリセットします。次のコマンドを実行します。
    
    `tsm configuration set -k service.runas.username -v "NT AUTHORITY\NetworkService"`
2. 次のコマンドを実行し、この変更を保存して再起動します。
    
    `tsm pending-changes apply`
3. 実行サービス アカウントを新しいアカウントに設定します。次のコマンドを実行します。
    
    `tsm configuration set -k service.runas.username -v <domain\username>`
    
    `tsm configuration set -k service.runas.password -v "<password>"`
    
    パスワードを二重引用符で囲み、文字列内の特殊文字が正しく処理されるようにします。保存時にパスワードを表示するには、次のコマンドを実行します。
    
    `tsm pending-changes list`
    
    パスワードは Active Directory で検証されます。有効な場合は、パスワードは暗号化され保存されます。TSM は成功または失敗をレポートしません。
4. 次のコマンドを実行し、保存して再起動します。
    
    `tsm pending-changes apply`
    
    トラブルシューティング:

- サーバーが起動したことを確認します。機能が低下した状態の場合、間違ったパスワードを入力した可能性があります。`configuration get` コマンドを実行し、保存されているパスワードを表示します。このコマンドは複合化し、パスワードをシェルに表示します。次のコマンドを実行します。
    
    `tsm configuration get -k service.runas.password`
    
    以前のパスワードが表示されたら、有効なパスワードを入力していないということです。
- 正しいパスワードを入力し (ステップ 3 を参照)、次のコマンドを実行して保存および再起動します。
    
    `tsm pending-changes apply`

6. 以前のアカウントのパーミッションを取り消します。[実行サービス アカウント パーミッションの取り消し](https://help.tableau.com/current/server/ja-jp/runas_change.htm)を参照してください。

## 実行サービス アカウントパスワードの更新

実行サービス アカウントのパスワードが Active Directory 内で更新済である場合は、Tableau Server で更新する必要があります。実行サービス アカウントのパスワードは暗号化されていて、Tableau Server に保存されています。詳細については、[サーバー シークレットの管理](https://help.tableau.com/current/server/ja-jp/security_secret_storage.htm)を参照してください。

分散展開で Tableau Server を実行している場合は、クラスタ内の最初のノードで TSM を使用してパスワードを更新する必要のみあります。TSM はこの構成を各ノードに自動で分散させます。

TSM Web インターフェイスの使用

1. ブラウザーで TSM を開きます。
    
    https://<tsm-computer-name>:8850詳細については、「[Tableau サービス マネージャーの Web UI へのサインイン](https://help.tableau.com/current/server/ja-jp/sign_in_tsm.htm)」を参照してください。
2. セキュリティ タブをクリックして、次に 実行サービスアカウント タブをクリックします。
3. \[ユーザー アカウント\] でサービス アカウントのパスワードを入力します。
4. \[保存\] をクリックしてパスワードを確認します。
5. 完了したら、\[変更を保留中\] をクリックしてから \[変更を適用して再起動\] をクリックします。

TSM CLI の使用

1. 新しいパスワードを設定します。次のコマンドを実行します。
    
    `tsm configuration set -k service.runas.password -v "<password>"`
    
    パスワードを二重引用符で囲み、文字列内の特殊文字が正しく処理されるようにします。特殊文字が正しくエスケープされていることを確認するには、次のコマンドを実行し、保存時にパスワードを表示します。
    
    `tsm pending-changes list`
    
    パスワードは Active Directory で検証されます。有効な場合は、パスワードは暗号化され保存されます。TSM は成功または失敗をレポートしません。
2. 次のコマンドを実行し、保存して再起動します。
    
    `tsm pending-changes apply`
    
    トラブルシューティング:

- サーバーが起動したことを確認します。機能が低下した状態の場合、間違ったパスワードを入力した可能性があります。`configuration get` コマンドを実行し、保存されているパスワードを表示します。このコマンドは複合化し、パスワードをシェルに表示します。次のコマンドを実行します。
    
    `tsm configuration get -k service.runas.password`
    
    以前のパスワードが表示されたら、有効なパスワードを入力していないということです。
- 正しいパスワードを入力し (ステップ 1 を参照)、次のコマンドを実行して保存および再起動します。
    
    `tsm pending-changes apply`

### トラブルシューティング: Microsoft Services コンソールでのパスワードの更新

実行サービス アカウントのパスワードの更新後にサービス エラーが表示される場合があります。その場合、Tableau Server サービス マネージャー サービスのパスワードを手動で更新する必要がある場合があります。Microsoft Services 管理コンソールでパスワードを更新します。

Tableau Server を分散展開で実行している場合は、クラスタ内の各ノードで以下の手順を実行する必要があります。

1. Tableau Server を停止します。
    
    - TSM CLI を使用するには、次のコマンドを実行します。
        
        `tsm stop`
    - TSM Web UI を使用するには、ページの右上隅のステータスの横にあるドロップダウン リストをクリックし、\[Tableau Server の停止\] をクリックします。
        
        ![\[Tableau Server の起動\] オプションが選択されたドロップダウン メニュー。](Img/tsm-ui-stop-server.png)
2. Tableau Server を実行している Windows コンピューターで、サービス MMC スナップインを開きます。
3. Tableau Server サービス マネージャー サービスをダブルクリックし、プロパティ ページを開きます。
4. \[Tableau Server サービス マネージャーのプロパティ\] ページで、\[ログオン\] タブをクリックし、サービス アカウントのパスワードを入力します。
5. \[適用\]、\[OK\] の順にクリックします。
6. サービス名を右クリックして \[再起動\] をクリックし、Tableau Server サービス マネージャー サービスを再起動します。
7. Tableau Server を起動します。
    
    - TSM CLI を使用するには、次のコマンドを実行します。
        
        `tsm start`
    - TSM Web UI を使用するには、ページの右上隅のステータスの横にあるドロップダウン リストをクリックし、\[Tableau Server の起動\] をクリックします。

## 関連タスク

実行サービス アカウントは、Tableau Server の多くの操作 (特にリモート データ アクセスに関するもの) の中心にあります。アクセスのエラーを防ぐため、ここでタスクのレビューを行い、自分のシナリオに該当するリンクに従ってください。

- 複数の Active Directory を使用する組織で Tableau Server を実行している場合は、[](https://help.tableau.com/current/server/ja-jp/runas_domain.htm)[Active Directory 展開のドメイン信頼要件](https://help.tableau.com/current/server/ja-jp/runas_domain.htm)を参照してください。
- Kerberos シングル サインオンを有効にするには、実行サービス アカウントに関する追加の設定が必要です。Tableau Server で Kerberos シングル サインオンを有効にするには、[](https://help.tableau.com/current/server/ja-jp/kerberos.htm)[Kerberos](https://help.tableau.com/current/server/ja-jp/kerberos.htm)を参照してください。
- 偽装を有効にするには、実行サービス アカウントに関する追加の設定が必要です。Microsoft SQL Server での偽装の展開および有効化の詳細については、[](https://help.tableau.com/current/server/ja-jp/impers_SQL.htm)[埋め込み SQL 認証資格情報の擬装](https://help.tableau.com/current/server/ja-jp/impers_SQL.htm)を参照してください。
- システム ドライブ以外のドライブに Tableau Server をインストールしている場合は、実行サービス アカウントに対するパーミッションを手動で設定する必要があります。詳細については、[](https://help.tableau.com/current/server/ja-jp/runas_confirm.htm)[必要な実行サービス アカウント設定](https://help.tableau.com/current/server/ja-jp/runas_confirm.htm)を参照してください。
- 実行サービス アカウントを変更した場合、以前のアカウントのパーミッションを取り消すことをお勧めします。[実行サービス アカウント パーミッションの取り消し](https://help.tableau.com/current/server/ja-jp/runas_change.htm)を参照してください。
- 組織がフォワード プロキシ ソリューションを使用している場合は、実行サービス アカウントを使用して Tableau Server のローカル LAN 設定を再構成する必要が出る場合があります。詳細については、[フォワード プロキシ サーバーの構成](https://help.tableau.com/current/server/ja-jp/proxy.htm#Configur2)を参照してください。このシナリオでは、プロダクト キーの操作として、実行サービス アカウントを Tableau Server 管理コントローラーのログオン アカウントとして一時的に構成する必要もあります。[フォワード プロキシを使用したプロダクト キー操作の構成](https://help.tableau.com/current/server/ja-jp/activate_proxy.htm)を参照してください。
- 企業で Resource Monitoring Tool を使用する場合、実行サービ スアカウントを使用してハードウェアの認証と情報収集を行うことがあります。実行サービス アカウントを更新する場合、RMT 環境設定で RMT と Tableau Server 間の接続性を確認します。
    1. 管理者として RMT にサインインします。
    2. \[環境\] ページに移動します (\[管理者\] > \[環境\])。
    3. 更新した環境の \[編集\] をクリックします。
    4. \[サーバー\] リストで、各サーバーに \[エージェント サービス\] が \[Connected (接続済み)\] と表示されていることを確認します。\[接続済み\] の上にカーソルを置くと、最後に受信したハートビート メッセージのタイムスタンプが表示されます。