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title: 調整サービス アンサンブルの展開
collection: tableau
version: current
locale: ja-jp
portal_url: https://docs.salesforce.com/tableau/current/ja-jp/server-linux/distrib_ha_zk.md
canonical_url: https://help.tableau.com/current/server-linux/ja-jp/distrib_ha_zk.htm
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description: Deploy a Coordination Service (ZooKeeper) ensemble to maintain quorum in a cluster.
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# 調整サービス アンサンブルの展開

調整サービス アンサンブルはオープン ソース プロジェクトである [Apache ZooKeeper](https://cwiki.apache.org/confluence/display/ZOOKEEPER/Index) 上に構築され、サーバー上の活動を調整し、障害発生時にはクォーラムを保証し、サーバー トポロジー、校正、状態に関する「真実」の参照元としての役割を担います。このサービスは最初の Tableau Server ノードに自動的にインストールされますが、他のノードを追加しても追加のインスタンスはインストールされません。Tableau Server が順調に機能を発揮するには、調整サービスが適切に機能している必要があるため、3 台以上のサーバー インストール環境では、新しい調整サービス アンサンブルを展開することで調整サービスの追加のインスタンスを加えることを推奨します。これにより、調整サービスのインスタンスの 1 つに問題が発生した場合に冗長性および向上された可用性が提供されます。

- [ハードウェア要件](#HardwareReqs)
- [調整サービス クォーラム](#ZKquorum)
- [新規調整サービス アンサンブルの展開](#DeployZKEnsemble)

## ハードウェア要件

Tableau Server に使用するハードウェアは、調整サービスの正常な実行にある程度の影響を及ぼします。特に:

- **メモリ**。調整サービスはメモリ内に状態情報を保持します。設計上メモリのフットプリントは小さく、一般的に、サーバーの全体的なパフォーマンスの要因ではありません。
- **ディスク速度**。サービス ストアはディスク上の情報を示すため、個々のノード コンピューター上のディスク速度が高速であるというメリットがあります。
- ノード間の**接続速度**。サービスはクラスタ ノード間で継続的に通信します。ノード間の接続速度が速いと、効率的に同期を実行できます。

調整サービスは I/O に負荷をかけるため、Tableau Server を最小ハードウェア要件をぎりぎりまたは少し超える程度のコンピューター上で実行している場合は、他のサーバープロセスに使用されていないノードにサービスを配置するように調整サービス アンサンブルを構成したほうが良いかもしれません。これにより、サーバー プロセス間の I/O 接続による遅延の可能性を削減します。調整サービスのみの専用ノード上でアンサンブルを展開する方法についての情報は、下記の[調整サービス専用ノードで高可用性用を Tableau Server に設定する](https://help.tableau.com/current/server-linux/ja-jp/distrib_ha_external_zk.htm)を参照してください。

## 調整サービス クォーラム

調整サービスが適切に動作することを確認するには、サービスに_クォーラム_、すなわち最低限の数のサービスのインスタンスが必要です。つまり、インストールに含まれるノードの数は、アンサンブルで構成する必要がある調整サービスのインスタンスの数に影響を与えます。

#### 使用する調整サービスインスタンス数

Tableau Server 上のアンサンブルで一度に使用できる調整サービルの最大数は、実装中の Tableau Server ノードの数に依存します。調整サービスアンサンブルをこれらのガイドラインに基づいて構成します。

| サーバーノードの合計数 | アンサンブル内の調整サービスノード推奨数 (1、3または5でなければなりません) | 注 |
| --- | --- | --- |
| 1-2 ノード | 1 ノード | これが既定であり、調整サービスを最初のノードから追加のノードに移動したい場合以外は設定を変更する必要はありません。 |
| 3-4 ノード | 3 ノード | 3 ノード調整サービス アンサンブルを使用すると、いずれかのアンサンブル ノードが失敗しても、Tableau Server で障害を発生することはありません。 |
| 5 以上のノード | 3 ノード  
または 5 ノード | インストールできる調整サービスインスタンスの最大数は5 台です。3 ノード調整サービス アンサンブルを使用すると、いずれかのアンサンブル ノードが失敗しても、Tableau Server で障害を発生することはありません。5 ノードのアンサンブルを使用すると、2 つのアンサンブル ノードが失敗しても Tableau Server で障害が発生することはありません。  
  
ほとんどのインストールでは、3 つの調整サービス ノードが適切です。調整サービスでは I/O に負荷がかかるため、この構成にすることで、パフォーマンスが最も高くなります。  
  
高可用性が絶対的な優先事項である場合は、5 ノードの調整サービス アンサンブルを展開することを検討してください。これにより、1 つ以上のノードで障害が発生したにもかかわらず、より多くのシステム リソースが必要になる場合であっても、最も高い冗長性を確保できます。(ノード上の他のサービスが、機能しているノードにも存在している限り)、最大 2 つのアンサンブル ノードが Tableau Server に影響を与えることなく失敗する可能性があります。  
  
パフォーマンスへの影響を軽減するには、他のサービスをより少ない数で実行しているノードに調整サービスを配置するか、調整サービス専用ノードを使用することを検討してください。詳細については、[調整サービス専用ノードで高可用性用を Tableau Server に設定する](https://help.tableau.com/current/server-linux/ja-jp/distrib_ha_external_zk.htm)を参照してください。 |

## 新規調整サービス アンサンブルの展開

合計 3 台以上のノードをインストールした場合、調整サービス アンサンブルも展開してください。これを展開しないと、サーバーの構成やトポロジに変更を加えるたびに警告メッセージが表示されるようになります。このメッセージは無視できますが、ベスト プラクティスはマルチノードの調整サービス アンサンブルを展開することです。

Tableau Server をインストールすると、調整サービスのインスタンスが最初のノードに 1 つインストールされます。TSM と Tableau Server は調整サービスが正しく機能することに依存しているため、冗長性を提供し、マルチノード インストールでの可用性を確保するため、調整サービス アンサンブルを展開することで調整サービスの追加のインスタンスを構成します。調整サービス アンサンブルは 1、3、または 5 個の調整サービス インスタンスでインストールされます。Tableau Server の 3 ノード インストールでは、推奨される調整サービスのインスタンス数は 3、つまり各ノードに 1 つです。

保留中の他の変更がある場合は、調整サービス アンサンブルの展開を試行しないでください。新しい調整サービス アンサンブルを展開する前に、保留中の変更を破棄または適用します。

**注:** この操作には、TSM コマンド ラインを使用して実行する必要のある手順が含まれています。

以下の手順は、既存の 3 ノード Tableau Server クラスタ上に新しい調整サービス アンサンブルを展開し、旧アンサンブルをクリーンアップする方法を説明しています。

1. 最初のノードで、ターミナル セッションを開きます。
2. Tableau Server を停止します。
    
    `tsm stop`
    
    メッセージが表示されたら、TSM 管理者としてサインインします。
    
    管理コントローラーや管理エージェントなど、継続して実行される TSM プロセスもあります。
3. 保留中の変更がないことを確認します。
    
    `tsm pending-changes list`
    
    保留中の変更がある場合は、変更を破棄するか、変更を適用する必要があります。保留中の変更の適用には少し時間がかかります。
    
    - 変更を破棄します。
        
        tsm pending-changes discard
    
    または
    
    - 変更を適用します。
        
        tsm pending-changes apply
    
    コマンドが完了し、システム プロンプトに戻るまで待ちます。
4. クラスタ内の各ノードのノード ID を取得します。
    
    `tsm topology list-nodes -v`
5. `tsm topology deploy-coordination-service` コマンドを使用して調整サービスを指定されたノードに追加することで、新しい調整サービス アンサンブルを追加します。各ノードを識別するために実際のノード ID を使用して、調整サービスを追加するノードを指定する必要があります。展開が失敗しなければ、このコマンドにより、新しいアンサンブルが "本番環境" のアンサンブル (使用中のアンサンブル) になり、古いアンサンブルが削除されます。このような場合は、以下のステップ 6 を参照してください。
    
    **注:** サーバーの再起動が行われることを確認する「y/n (はい / いいえ)」のプロンプトが表示されます。入力せずにコマンドを実行するには、`--ignore-prompt` オプションを含めます。
    
    たとえば、調整サービスを 3 ノード クラスタの 3 ノード (node1、node2、node3) すべてに展開します。
    
    `tsm topology deploy-coordination-service -n node1,node2,node3`
    
    コマンドが完了し、システム プロンプトに戻るまで待ちます。
6. (オプション) 展開が失敗した場合は、`tsm topology cleanup-coordination-service` コマンドを実行して、配置に失敗したアンサンブルを削除する必要があります。コマンドの実行の詳細については、[tsm topology cleanup-coordination-service](https://help.tableau.com/current/server-linux/ja-jp/cli_topology_tsm.htm#TSMCleanupCoordination)　を参照してください。
7. Tableau Server を起動します。
    
    `tsm start`