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title: Web Service Consumer Connector のトラブルシューティング
collection: mulesoft
version: current
locale: ja-jp
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description: MuleSoft Documentation Site
release: "1.6"
latest: false
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# Web Service Consumer Connector のトラブルシューティング

Web サービスコンシューマー用 Anypoint Connector (Web Service Consumer Connector) をトラブルシューティングするには、ワイヤーロギングの有効化、添付ファイルへのアクセスのトラブルシューティング、デザイン時の WSDL の問題のトラブルシューティング、一般的なエラーメッセージの解釈に関する情報について理解しておいてください。

## [](#ワイヤーロギングを有効化する)ワイヤーロギングを有効化する

Web Service Consumer Connector のトラブルシューティングを開始するには、Web サービスコンシューマーでトランスポート要求と応答を調べます。 基礎となる HTTP トランスポートを使用している場合、ワイヤーロギングを有効化して正確な HTTP メッセージ、トランスミッションヘッダー、応答状況を確認できます。

ワイヤーロギングを有効化する手順は、次のとおりです。

1. Anypoint Studio にアクセスし、​**\[Package Explorer\]**​ ビューに移動します。
2. アプリケーションのプロジェクト名を開きます。
3. `src/main/resources`​ パスフォルダーを開きます。
4. フォルダー内の ​`log4j2.xml`​ ファイルを開きます。
5. 次の行がすでに ​`log4j2.xml`​ ファイル内にある場合は、そのコメントを解除して有効にします。それ以外の場合、次の行を追加します。
    
    ```xml
    <AsyncLogger name="org.mule.service.http.impl.service.HttpMessageLogger" level="DEBUG" />
    ```
6. 変更を保存します。
7. **Package Explorer**​ でプロジェクト名をクリックし、​**\[Run (実行)\]**​ > ​**\[Run As (別のユーザーとして実行)\]**​ > ​**\[Mule Application (Mule アプリケーション)\]**​ をクリックします。
8. **\[Console (コンソール)\]**​ ビューに移動し、ロガーの HTTP メッセージを読み取ります。
    
    ```plain-text
    POST /essentials/delta HTTP/1.1
    soapaction:
    Host: ilt.mulesoft-training.com
    User-Agent: AHC/1.0
    Connection: keep-alive
    Accept: */*
    Content-Type: text/xml; charset=UTF-8
    Transfer-Encoding: chunked
    
    b1
    <soap:Envelope xmlns:soap="http://schemas.xmlsoap.org/soap/envelope/"><soap:Body><ns0:listAllFlights xmlns:ns0="http://soap.training.mulesoft.com/"/></soap:Body></soap:Envelope>
    
    DEBUG 2021-04-06 15:04:23,058 [[wsc-base].wsc-dispatcher.11 SelectorRunner] [processor: ; event: ] org.mule.service.http.impl.service.HttpMessageLogger.wsc-dispatcher: REQUESTER
    0
    
    
    DEBUG 2021-04-06 15:04:23,319 [[wsc-base].wsc-dispatcher.11 SelectorRunner] [processor: ; event: ] org.mule.service.http.impl.service.HttpMessageLogger.wsc-dispatcher: REQUESTER
    HTTP/1.1 200
    Date: Tue, 06 Apr 2021 18:04:23 GMT
    Content-Type: text/xml; charset=UTF-8
    Transfer-Encoding: chunked
    Connection: keep-alive
    MULE_ENCODING: UTF-8
    Strict-Transport-Security: max-age=31536000; includeSubdomains;
    X-Content-Type-Options: 1
    X-Frame-Options: SAMEORIGIN
    X-XSS-Protection: 1; mode=block
    
    bfe
    <soap:Envelope xmlns:soap="http://schemas.xmlsoap.org/soap/envelope/"><soap:Body><ns2:listAllFlightsResponse xmlns:ns2="http://soap.training.mulesoft.com/">...
    ```

## [](#添付ファイルへのアクセスのトラブルシューティング)添付ファイルへのアクセスのトラブルシューティング

一部のサーバーは、MTOM (Message Transmission Optimization Mechanism) メッセージを送信することで要求に応答します。これらのメッセージではデータが各パートに分けられ、これによってさまざまな種類のコンテンツデータを同じ HTTP メッセージに含めることができます。

MTOM が個別のパートのバイナリデータの送信と、SOAP エンベロープ内の対応する項目からのそのパートの参照を担当します。 Web サービスコンシューマーユーザーは、MTOM 設定のみを使用してこれらのメッセージ (マルチパート) を操作します。

MTOM についての詳細は、次のドキュメントを参照してください。

- [RFC2387 - The MIME Multipart/Related Content-type (MIME マルチパート/関連するコンテンツタイプ)](https://www.ietf.org/rfc/rfc2387.txt)
- [XML-binary Optimized Packaging (XOP) W3C Recommendation (XML-binary Optimized Packaging (XOP) W3C 推奨)](https://www.w3.org/TR/2005/REC-xop10-20050125/)
- [SOAP Message Transmission Optimization Mechanism (MTOM) W3C Recommendation (SOAP Message Transmission Optimization Mechanism (MTOM) W3C 推奨)](https://www.w3.org/TR/soap12-mtom/)

バージョン 1.6.4 以降の Web Service Consumer Connector では、Web サービスコンシューマーのグローバル設定での MTOM 設定に関係なく、MTOM 応答も自動的に管理する要求メッセージ用に MTOM を設定できるようになっています。MTOM を使用した受信メッセージは、Web サービスコンシューマーのグローバル設定で MTOM が設定されているかどうかに関係なく、MTOM 対応として扱われます。

次の例は、MTOM が有効になった Web Service Consumer Connector のグローバル設定を示しています。

![「MTOM」 項目が TRUE に設定された Web サービスコンシューマーのグローバル要素](/mulesoft/current/ja-jp/web-service-consumer-connector/1.6/_images/wsc-troubleshoot-3.png)

Figure 1. Web Service Consumer Connector のグローバル要素

XML エディターでは、​`<wsc:config>`​ および ​`mtomEnabled`​ の設定は次のように記述されます。

```xml
<wsc:config name="Web_Service_Consumer_Config" doc:name="Web Service Consumer Config">
    <wsc:connection wsdlLocation="http://ilt.mulesoft-training.com/essentials/delta?wsdl" service="TicketServiceService" port="TicketServicePort" address="http://ilt.mulesoft-training.com/essentials/delta" mtomEnabled="true">
        <wsc:web-service-security actor="http://schemas.xmlsoap.org/soap/actor/next" />
    </wsc:connection>
</wsc:config>
```

サーバー側のマルチパート設定に応じて、サーバーが一部のバイナリデータを Base64 エンコードされたテキスト項目または MIME メッセージで参照されるバイナリパートとして送信する場合もあります。

バイナリデータへのアクセスをトラブルシューティングする手順は、次のとおりです。

- サーバーがバイナリデータを Base64 エンコードされたテキスト項目として送信する場合、メッセージのパートとしてこの項目にアクセスする必要があります。  
    Base64 のでコードは Web サービスコンシューマーによって自動的に実行されます。
- サーバーがバイナリデータを参照されるバイナリパートとして送信する場合、添付ファイルとしてこの項目にアクセスする必要があります。
    
    次の例は、Web サービスサーバーによって MTOM を使用して添付ファイルとして送信される画像を示しています。DataWeave を使用して画像にアクセスし、JSON に変換します。この場合、Base64 エンコーディングが必須です。
    
    ```DataWeave
    import * from dw::core::Strings
    import dw::core::Binaries
    output application/json
    ns nam http://mynamespace.com
    ---
    {
    ...
    "image": Binaries::toBase64(payload.attachments[0]),
    ...
    }
    ```

## [](#デザイン時の-wsdl-の問題のトラブルシューティング)デザイン時の WSDL の問題のトラブルシューティング

不正な WSDL の認識、取得、解析に関連したエラーがあると、次のような問題が発生することがあります。

- DataSense によって WSDL で定義されたメッセージメタデータが正しく公開されない。
- Web Service Consumer Connector の設定画面で、​**\[Operations (操作)\]**​ 項目にコネクタが呼び出す Web サービス操作名が一切表示されない。
    
    ![空白になっている Web Service Consumer Connector の \[Operations (操作)\] 項目](_images/wsc-troubleshoot-1.png)
    
    Figure 2. Web Service Consumer Connector の \[Operations (操作)\] 項目
- Web Service Consumer Connector のグローバル要素設定で、WSDL の場所が指定されている場合に ​**\[Port (ポート)\]**​ 項目と ​**\[Address (アドレス)\]**​ 項目が自動的に入力されない。
    
    ![Web Service Consumer Connector のグローバル要素ウィンドウで、WSDL の場所が選択されているとポート項目とアドレス項目が自動的に入力されません。](/mulesoft/current/ja-jp/web-service-consumer-connector/1.6/_images/wsc-troubleshoot-2.png)
    
    Figure 3. Web Service Consumer Connector のグローバル要素

これらの問題を解決する手順は、次のとおりです。

- お好みのオンラインまたはデスクトップのビューアーアプリケーションを使用して WSDL の整合性をチェックします。  
    設定中のすべての解析エラーがデザイン時に表示されるわけではないため、外部アプリケーションの実装はこれらのエラーの検出に役立ちます。
- Studio で WSDL をアプリケーションの ​**src/main/resources**​ フォルダーのリソースとして追加しない場合は、WSDL をホストするサーバーへの正しい接続を確認してください。  
    場合によって、HTTP セキュリティレイヤーの HTTP サーバーにアクセスするために、OAuth 設定やユーザー/パスワード設定などのカスタム HTTP 設定を追加する必要があることもあります。​[「カスタム HTTP トランスポートの設定」](https://docs.mulesoft.com/jp/web-service-consumer-connector/1.6/web-service-consumer-config-topics)​を参照してください。

## [](#common-throws)一般的なスローの理解

次に、一般的なスローメッセージとその解釈方法のリストを示します。

- WSC:SOAP\_FAULT
    
    Error matching the SOAP response with the format provided by the WSDL. (SOAP 応答を WSDL によって指定された形式にマッチングするときにエラーが発生しました。)
    
    Every CXF SOAP fault error is wrapped in a ​\`WSC:SOAP\_FAULT\`​. (すべての CXF SOAP 失敗エラーは ​\`WSC:SOAP\_FAULT\`​ でラップされます。)
- WSC:BAD\_REQUST
    
    The Web Service Consumer Connector operation does not exist in the WSDL. (Web サービスコンシューマーコネクタ操作が WSDL に存在していません。)
    
    The request body is not a valid XML. (リクエストボディが有効な XML ではありません。)
- WSC:INVALID\_WSDL
    
    The WSDL is poorly formatted. (WSDL の形式が正しくありません。)

## [](#関連情報)関連情報

- [MuleSoft ヘルプセンター](https://help.mulesoft.com)
- [Web Service Consumer Connector リファレンス](https://docs.mulesoft.com/jp/web-service-consumer-connector/1.6/web-service-consumer-reference)