# mulesoft Government Cloud (gov-cloud) - Full Documentation # Anypoint VPN 設定 [Anypoint VPN](https://docs.mulesoft.com/cloudhub/vpn-about)​ を使用して、Virtual Private Cloud (VPC) 内の MuleSoft Government Cloud デプロイメント環境と自分のオンプレミスネットワーク間の安全な接続を作成します。 必要であれば、サイト間で複数の VPN を作成できます。 ## [](#government-cloud-ipsec-設定)Government Cloud IPsec 設定 Government Cloud 環境では、Anypoint VPN では次の IPsec 設定がサポートされます。 - IKE バージョン 1 - IKE バージョン 2 はルートベース VPN のみ - CBC と GCM の AES 128 または 256 ビット暗号化 - SHA-2 (256、384、512) ハッシュ - Diffie-Hellman フェーズ 1 グループ 14 ~ 21 - Diffie-Hellman フェーズ 2 グループ 14 ~ 21 - IKEv1 のタイムアウト - IKE (フェーズ 1) 有効期間: 28800 秒 (8 時間) - IPsec (フェーズ 2) 有効期間: 3600 秒 (1 時間) - IKEv2 のタイムアウト - IKE (フェーズ 1) 有効期間: 28000 秒 (7 時間 50 分) - IPsec (フェーズ 2) 有効期間: 3000 秒 (50 分) ## [](#関連情報)関連情報 - [Anypoint VPN](https://docs.mulesoft.com/cloudhub/vpn-about) # Government Cloud アカウントのセットアップ アカウントをセットアップしたら、Government Cloud は ID プロバイダー (IdP) と連携して機関のユーザーのシングルサインオン (SSO) を有効にします。Anypoint Platform のサインインページを使用する代わりに、ユーザーは Anypoint Platform にアクセスするために SSO システムにサインインします。 Government Cloud を購入すると、カスタマーサクセスマネージャーからオンボーディングの手順と [MuleSoft ヘルプセンター](https://help.mulesoft.com)​へのアクセス権が送信されます。 Government Cloud と連携するように IdP を設定する手順は、次のとおりです。 1. サポートポータルへのアクセス権があることを確認します。 アクセス権がない場合、カスタマーサクセスマネージャーに連絡してログイン情報を取得します。 2. サポートポータルで、​**\[Create New Case (新規ケースを作成)\]**​ をクリックします。 3. サポートセンターのログイン情報を入力し、​**\[Log in (ログイン)\]**​ をクリックします。 4. 組織で SSO を有効にするよう外部 ID プロバイダーを設定するように要求します。 5. IdP に関して必要な情報を指定し、該当する場合は追加情報を指定します。 必要な情報については、使用している SSO 標準に適用されるドキュメントを参照してください。 - [OpenID Connect](https://docs.mulesoft.com/jp/access-management/conf-openid-connect-task)​ - [SAML](https://docs.mulesoft.com/jp/access-management/conf-saml-sso) 指定した情報を使用して、MuleSoft サポートが組織で SSO を有効にするように IdP を設定します。
Government Cloud では、ユーザー名と暗号化されたパスワードが Government Cloud の外部に保存されるローカルユーザーの設定はサポートされません。
# Government Cloud の概要 MuleSoft Government Cloud はセキュアで FedRAMP モデレート認証済みのデプロイメント環境であり、政府機関がクラウドで Anypoint Platform を使用できます。 機関はすでにオンプレミスで Anypoint Platform を使用してアプリケーションを作成している場合があります。Government Cloud を使用すれば、サービスとしてのインテグレーションプラットフォーム (iPaaS) を活用して従来のオンプレミスインテグレーションに関連したインフラストラクチャおよび管理のコストを削減できます。 Anypoint Platform インフラストラクチャを管理する MuleSoft を使用することで、IT チームはインテグレーションの設計に集中できます。1 つのセキュアなクラウドベースの管理コンソールからすべての政府のインテグレーションアセットを管理して監視できます。
MuleSoft Government Cloud のデプロイメントでは、Mule Runtime Engine インスタンスをオンプレミス環境にデプロイできます (スタンドアロン Mule インスタンス)。スタンドアロン Mule インスタンスとスタンドアロン Mule に対する MuleSoft のサポートは、FedRAMP のスコープ外です。Salesforce と共有するデータがすべてのデータおよび情報保護のポリシー、要件、標準に従うことを確認するのはお客様の責任です。FedRAMP スコープの MuleSoft システムセキュリティプランを確認してください。
## [](#government-cloud-に含まれる機能)Government Cloud に含まれる機能 MuleSoft Government Cloud には、Anypoint Platform ランタイムプレーン (サービスと Mule Runtime Engine) のすべての機能と Anypoint Platform コントロールプレーン (API および Mule Runtime Engine インスタンスのブラウザーベースの管理) の機能の一部が含まれます。 Government Cloud では、すべての API 主導の接続方式とエンドツーエンドの API ライフサイクル管理がサポートされます。
ハイブリッドの対象に ​API プロキシをデプロイ​する機能は、Government Cloud では使用できません。
MuleSoft Government Cloud では、Mule Runtime Engine v3.9 以降がサポートされますが、いくつか制限があります。 - Government Cloud では、Mule Runtime Engine LTS リリースチャネルがサポートされます。Mule Runtime Engine Edge リリースチャネルは FedRAMP の承認を得ていないため、サポートされません。詳細は、[Edge and LTS Releases for Mule](https://docs.mulesoft.com/jp/release-notes/mule-runtime/lts-edge-release-cadence)を参照してください。 - MuleSoft Government Cloud では自己署名証明書を使用する Mule エージェントがサポートされないため、特定のバージョンの Mule エージェントが必要です。 - Mule 3: v1.12.0 以降 (クラウドのデプロイメントの場合のみサポート) - Mule 4: v2.2.0 以降 FIPS サポートのあるサーバーの作成についての詳細は、​[「Runtime Manager へのサーバーの追加」](https://docs.mulesoft.com/jp/runtime-manager/servers-create)​を参照してください。 デフォルトでは、Mule Runtime Engine は FIPS に準拠するモードで実行されるように設定されています。詳細は、​[「FIPS 140-2 コンプライアンスサポート」](https://docs.mulesoft.com/mule-runtime/latest/fips-140-2-compliance-support)​を参照してください。 Anypoint Studio は Government Cloud に含まれていませんが、Anypoint Studio をオフラインで使用してアプリケーションを作成し、手動で Government Cloud にデプロイできます。 ### [](#design-api-specs)API 仕様の設計
機能 説明

API Designer

API Designer Web UI を使用して、次の API 仕様を設計します。

  • RESTful API Modeling Language (RAML) バージョン 0.8 または 1.0

  • OpenAPI 仕様 (OAS) バージョン 2.0 または 3.0

  • AsyncAPI 2.0

Visual API Designer

API Designer のビジュアル API エディターを使用して、RAML 1.0、OAS 2.0 または 3.0 (JSON) で API 仕様をスキャフォールディングします。

API Console (API コンソール)

仕様やフラグメントに説明を追加するときに、テキストエディターで自動生成される対話型ドキュメントでそれらを表示できます。

詳細は、​[Design Center](https://docs.mulesoft.com/design-center/)​ のドキュメントを参照してください。 ### [](#share-discover-apis)API の共有と検出
機能 説明

API 開発者ポータル

非公開 Exchange インスタンスと Exchange 公開ポータルでアセットをパブリッシュします。

API シミュレーション (モッキングサービス)

Exchange では、OAS または RAML REST API をテストするためのデータをシミュレーションします。

API Notebooks

API の各機能を説明し、ユーザーがさまざまな値の API への送信と出力の受信を試すことができるテスト領域を提供するための API Notebook を作成します。

詳細は、​[Exchange](https://docs.mulesoft.com/jp/exchange/)​ のドキュメントを参照してください。 ### [](#build-test-apis)API の構築とテスト
機能 説明

APIKit

APIkit を使用して、次のいずれかのモデリング言語で Mule REST または SOAP API を構築します。

  • RESTful API Modeling Language (RAML) 1.0 および 0.8 バージョン

  • Web Service Description Language (WSDL)

MUnit

このテストフレームワークを使用して、インテグレーションおよび API の自動テストを構築します。

### [](#manage-api-communities)API コミュニティの管理
機能 説明

API コミュニティのブランディングとカスタマイズ

簡単なポイント & クリック操作だけで Salesforce Experience Cloud サイトのブランディング、外観、およびサイト構造をカスタマイズして細かく調整します。

API のパブリッシュ

Anypoint Exchange から自分の Salesforce Experience Cloud サイトに API および API グループを追加してパブリッシュし、マイナー/メジャー更新を行います。

コンテンツと CMS 記事のパブリッシュ

ニュース、チュートリアル、開発者ブログの投稿、イベントなどのコミュニティのコンテンツを作成、整理、パブリッシュします。

フォーラムのモデレート

Anypoint API コミュニティマネージャーフォーラムを利用して、質問を投稿したり、他のコミュニティメンバーと協力したりします。

クライアントアプリケーションとコントラクトの管理

コンシューマー開発者がコミュニティの API および API グループへのアクセスを要求し、クライアントアプリケーションとコントラクトを管理できるようにします。

詳細は、​[コミュニティマネージャー](https://docs.mulesoft.com/jp/api-community-manager/)​のドキュメントを参照してください。 ### [](#manage-anypoint-platform)Anypoint Platform の管理
機能 説明

Anypoint アクセス管理

Anypoint Platform アカウントを作成し、外部 ID を設定して、アクセスと権限を設定します。

API アラートや分析情報など、アクセス管理 UI に表示される一部の項目はアクセスまたは設定できません。

Anypoint MQ

異なるアプリケーション間、またはアプリケーション内のコンポーネント間でメッセージを送信します。

クライアントアプリケーションや暗号化されないキューなど、一部の Anypoint MQ 機能はアクセスまたは設定ができません。 詳細は、​「Anypoint MQ in MuleSoft Government Cloud (MuleSoft Government Cloud の Anypoint MQ)」​を参照してください。

Object Store

単一のアプリケーション内の Mule Runtime ワーカー間でデータと状態を共有します。

API Manager

Anypoint Platform にデプロイする API を管理、統括、保護します。

Runtime Manager

アプリケーションがクラウドまたはオンプレミスのどちらにデプロイされているかには関係なく、Sandbox 環境、ステージング環境、本番環境で、1 か所から Mule アプリケーションをデプロイし、管理して監視します。

CloudHub

高度なクロスクラウドインテグレーションアプリケーションをクラウドにデプロイし、既存のデータソース上に新しい API を作成し、オンプレミスアプリケーションをクラウドサービスと統合します。

Anypoint Monitoring

システム間でメトリクスを集計およびマップし、ダッシュボードとアラートを設定し、大規模にログデータを保存および検索します。

Anypoint Visualizer

アプリケーションネットワークのアーキテクチャのレビュー、トラブルシューティング、ポリシーコンプライアンスの保証を行います。

## [](#mulesoft-government-cloud-のセキュリティ)MuleSoft Government Cloud のセキュリティ MuleSoft Government Cloud は FedRAMP のすべてのセキュリティおよびコンプライアンス標準を満たしており、次のセキュリティプロトコルに準拠しています。 - Federal Information Processing Standards (FIPS 140-2) - Transport Layer Security (TLS) 1.2 暗号化 - NIST 800-53 - CIS ベンチマーク 詳細は、​[MuleSoft Government Cloud ドキュメントの「セキュリティ」](https://docs.mulesoft.com/jp/gov-cloud/gov-cloud-security)​を参照してください。 ## [](#スタンドアロン-mule-のサポート)スタンドアロン Mule のサポート 詳細は、​[スタンドアロン Mule サポートドキュメント](https://docs.mulesoft.com/jp/gov-cloud/gov-cloud-standalone)​を参照してください。 ## [](#現在-mulesoft-government-cloud-でサポートされていない製品)現在 MuleSoft Government Cloud でサポートされていない製品 現在サポートされていない製品は次のとおりです。 - Anypoint Analytics - API データゲートウェイ - API Governance - Anypoint Flex Gateway - Anypoint Runtime Fabric - Anypoint Security - Anypoint Service Mesh ## [](#コントロールプレーンホスティングオプション)コントロールプレーンホスティングオプション コンポーネントの詳細なリストとコントロールプレーン別の各コンポーネントのサポート情報については、​[「コントロールプレーンホスティングオプションのサポートマトリックス」](https://docs.mulesoft.com/hosting-home/#support-matrix-for-control-plane-hosting-options)​を参照してください。 # MuleSoft Government Cloud でのスタンドアロン Mule のサポート MuleSoft Government Cloud のデプロイメントでは、Mule Runtime Engine インスタンスをオンプレミス環境にデプロイできます (スタンドアロン Mule インスタンス)。スタンドアロン Mule インスタンスとスタンドアロン Mule インスタンスに対する MuleSoft のサポートは、FedRAMP のスコープ外です。Salesforce と共有するデータがすべてのデータおよび情報保護のポリシー、要件、標準に従うことを確認するのはお客様の責任です。FedRAMP スコープの MuleSoft システムセキュリティプランを確認してください。 MuleSoft Government Cloud でのスタンドアロン Mule のデプロイメントをサポートするサービスに対しては、厳格な内部セキュリティおよびコンプライアンスレビューが実行されています。 重要な変更の要求フォームと更新されたシステムセキュリティプランは FedRAMP の資金提供団体によって承認されています。 FIPS に準拠するためには、Mule Runtime バージョン 4.1.x 以降および Runtime エージェントバージョン 2.4.9 以降が必要です。 スタンドアロン Mule のサポートにより、連邦政府、州政府、地方自治体のお客様は Mule を非公開クラウド内またはオンプレミス環境にデプロイし、MuleSoft Government Cloud コントロールプレーンを使用して管理できます。主な機能は次のとおりです。 - Mule 管理 - アプリケーション、サーバー、API の統一されたビュー - すべての環境でのアプリケーションのデプロイメントと管理 - 継続的デプロイメントパイプラインとの統合 - [Anypoint Runtime Manager](https://docs.mulesoft.com/jp/runtime-manager/)​ の機能 - Anypoint Runtime Manager の監視 - アプリケーション、サーバー、サーバーグループ用のダッシュボード - 使用状況およびパフォーマンスメトリクスの表示 - メールアラートと通知 - フローのパフォーマンスメトリクス - [アプリケーションとサーバーを監視する機能](https://docs.mulesoft.com/jp/runtime-manager/monitoring)​ ## [](#mule-バージョンのサポート)Mule バージョンのサポート 次の Mule バージョンは MuleSoft Government Cloud でのスタンドアロン Mule のサポートにサポートされています。 - 4.1.x - 4.2.x - 4.3.x 開始するには、​[Anypoint Runtime Manager](https://docs.mulesoft.com/jp/runtime-manager/)​ のドキュメントを参照してください。 # MuleSoft Government Cloud のセキュリティ MuleSoft Government Cloud は FedRAMP (Federal Risk and Authorization Management Program) およびその他のセキュリティプロトコルのセキュリティ要件を満たしています。 ## [](#fedramp-コンプライアンス)FedRAMP コンプライアンス MuleSoft Government Cloud は FedRAMP のすべてのセキュリティおよびコンプライアンス標準を満たしています。FedRAMP により、米国政府が使用するクラウド製品およびサービスのセキュリティ評価、認証、継続的な監視に対する標準化された手法が提供されます。詳細は、 [「MuleSoft Government Cloud の FedRAMP 認証」](https://marketplace.fedramp.gov/#/product/mulesoft-government-cloud?sort=productName)を参照してください。 FIPS への準拠が検証されている Mule 4 Connector は Anypoint Exchange の [「Assets provided by MuleSoft (MuleSoft が提供するアセット)」](https://anypoint.mulesoft.com/exchange/?search=tag%3A%22fips-140-verified%22&type=connector&type=extension)で確認できます。 次のモジュールは FIPS に準拠しています。 - [Compression (圧縮)](https://docs.mulesoft.com/connectors/compression/compression-module) - [Crypto](https://docs.mulesoft.com/cryptography-module/latest/) - [Java](https://docs.mulesoft.com/connectors/java/java-module) - [JSON](https://docs.mulesoft.com/connectors/json/json-module) - [OAuth](https://docs.mulesoft.com/connectors/oauth/oauth-documentation) - [OAuth2 プロバイダー](https://docs.mulesoft.com/connectors/oauth/oauth2-provider-documentation-reference) - [スクリプティング](https://docs.mulesoft.com/connectors/scripting/scripting-module) - [Spring](https://docs.mulesoft.com/connectors/spring/spring-module) - [検証](https://docs.mulesoft.com/connectors/validation/validation-connector) - [XML](https://docs.mulesoft.com/connectors/xml/xml-module) MuleSoft Government Cloud でサポートされている FIPS 140-2 に準拠している暗号化スイートの部分的なリストは、​[「FIPS 140-2 コンプライアンスサポート」](https://docs.mulesoft.com/mule-runtime/latest/fips-140-2-compliance-support)​にあります。 第三者評価機関 (3PAO) がアメリカ国立標準技術研究所 (NIST) の 800-37 文書の指針に従ってセキュリティ評価を行っています。セキュリティ評価では、MuleSoft Government Cloud 自体、MuleSoft Government Cloud で保存、転送、処理されるデータの機密性、整合性、可用性を保護するために使用される管理、運用、技術に関するセキュリティ制御が検証されます。 MuleSoft では、FedRAMP Agency Authority to Operate (ATO) の​**「中程度影響リスク」**​レベルを獲得しています。 ## [](#セキュリティプロトコル)セキュリティプロトコル FedRAMP への準拠に加えて、MuleSoft Government Cloud は次のセキュリティプロトコルに準拠しています。 - **Federal Information Processing Standards**​ (FIPS 140-2) 保管時のすべてのデータ (保存されたデータ) のハードウェアおよびソフトウェアの暗号化標準に準拠しています。 FIPS に準拠するモードで実行されるように Mule Runtime Engine を設定する必要があります。​[「FIPS 140-2 コンプライアンスサポート」](https://docs.mulesoft.com/mule-runtime/latest/fips-140-2-compliance-support)​を参照してください。 - **Transport Layer Security (TLS) 1.2 暗号化**​ 「中間者」攻撃をブロックするために外部および内部のすべてのデータ転送に暗号化を実装しています。 - **NIST 800-53**​ 物理的セキュリティと論理的セキュリティを強化しています。 - **CIS ベンチマーク**​ Center for Internet Security チェックリストに対応するようにインスタンスを強化しています。 ## [](#ホスティングプラットフォームの保護)ホスティングプラットフォームの保護 MuleSoft Government Cloud は Amazon Web Services (AWS) の High Authorized GovCloud でホストされています。 AWS GovCloud には次の特徴があります。 - 米国国際武器取引規則 (ITAR) への準拠をサポートしています。 - IL (影響レベル) 2、4、5 で国防総省 (DoD) の仮許可を達成しています。 ## [](#クラウドのセキュリティとデータ)クラウドのセキュリティとデータ MuleSoft Government Cloud により、政府機関が機密データの操作を行うための高度なセキュア環境が提供されます。 Mule Runtime Engine では、政府データの転送は行いますが、検査や永久的な保存、または直接的な操作は行いません。政府機関はデータ、設定、労働者を常に制御できます。 ## [](#サポートとメンテナンス)サポートとメンテナンス MuleSoft では、米国在住の専用サポート担当者により、MuleSoft Government Cloud をサポートしています。MuleSoft により、MuleSoft Government Cloud で管理される政府データの機密性、整合性、可用性を保護するための継続的な監視サービスが提供されます。 MuleSoft のコンプライアンスチームと情報セキュリティチームは以下を行います。 - FedRAMP 機関と直接協力して、FedRAMP ATO 標準からの必要に応じてすべての脆弱性を解決します。 - パスワードの適用、多要素認証 (MFA)、ユーザー教育など、セキュリティに関する業界のベストプラクティスに従います。 - 運用、データセキュリティ、パスワードとログイン情報、施設とネットワークのセキュリティ、セキュアな接続に関連したセキュリティポリシーを維持します。 - セキュリティポリシーへの準拠を確認するために内部セキュリティ監査を実行します。 ## [](#関連情報)関連情報 - [MuleSoft Government Cloud に含まれる機能](https://docs.mulesoft.com/jp/gov-cloud/#features-included-in-government-cloud) - [AWS GovCloud](https://aws.amazon.com/govcloud-us/) - [FedRAMP](https://www.fedramp.gov/) # 専用ロードバランサーの設定 MuleSoft Government Cloud 専用ロードバランサーを使用すると、外部 HTTP および HTTPS トラフィックを、Virtual Private Cloud (VPC) 内の MuleSoft Government Cloud ワーカーにデプロイされた複数の Mule アプリケーションに転送できます。各 MuleSoft Government Cloud 専用ロードバランサーは、Anypoint VPC に割り当てられ、その Anypoint VPC は特定のサービスリージョン内で実行されます。専用ロードバランサーは、外部トラフィックと Anypiont VPC の内部トラフィックの両方を、Anypiont VPC にデプロイされた MuleSoft Government Cloud ワーカーに転送します。 MuleSoft Government Cloud ロードバランサーは要求をリダイレクトします。​`_myApp_`​ は MuleSoft Government Cloud への Mule アプリケーションデプロイメントへの名前です。 - `http://myApp.cloudhub.io`​ への HTTP 要求は ​`mule-worker-myApp.cloudhub.io:8081`​ にリダイレクトされます。 - `https://myApp.cloudhub.io:443`​ への HTTPS トラフィックは ​`https://mule-worker-myApp.cloudhub.io:8082`​ にリダイレクトされます。 ロードバランサーは、HTTPS 上の外部要求をリスンし、デフォルトでは HTTP を介して内部の通信を行います。HTTPS でリスンするように Anypoint VPC 内の Mule アプリケーションを設定している場合、​[`load-balancer mappings add`](https://docs.mulesoft.com/jp/anypoint-cli/latest/cloudhub-dlb#cloudhub-load-balancer-mappings-add)​ コマンドを使用してマッピングリストを作成するときに ​`upstreamProtocol`​ が ​`HTTPS`​ に設定されていることを確認してください。 ## [](#専用ロードバランサーへの外部要求のルーティング)専用ロードバランサーへの外部要求のルーティング MuleSoft Government Cloud 専用ロードバランサーでは、ポート 8091 でリスンする Mule アプリケーションへの HTTP 要求とポート 8092 でリスンする Mule アプリケーションへの HTTPS 要求を転送するための代替ドメイン名が提供されます。また、マッピングルールを使用して、MuleSoft Government Cloud 専用ロードバランサーへの要求の名前を異なる Mule アプリケーションドメイン名に変更することもできます。 MuleSoft Government Cloud 専用ロードバランサーは、MuleSoft Government Cloud Anypoint VPC ネットワークの外部からアクセスできる 2 つの公開 IP アドレスに解決される外部ドメイン名を公開します。​`_lb-name_`​ は作成時にロードバランサーに付けた名前です。 \_lb-name.lb-gprod-rt.anypointdns.net ## [](#専用ロードバランサーによる外部-mule-アプリケーション-url-の名前変更)専用ロードバランサーによる外部 Mule アプリケーション URL の名前変更 Mule アプリケーションの名前を変更するマッピングルールを作成することで、異なるドメイン名によってアクセスできるようになります。 たとえば、myApp-myCompany-prod.cloudhub.io という名前の Mule アプリケーションをデプロイするとします。MuleSoft Government Cloud ドメイン名は、他のすべての MuleSoft Government Cloud のお客様と Mule アプリケーションの間でグローバルに一意である必要があります。専用ロードバランサーによって、企業 DNS ドメイン名内のこの命名の複雑さを隠すことができます。 そして、専用ロードバランサー内でマッピングルールを設定して、外部クライアントが ​`http://myApp.lb-name.lb-gprod-rt.anypointdns.net`​ または ​`https://myApp.lb-name.lb-gprod-rt.anypointdns.net:443`​ 上のアプリケーションにアクセスできるようにすることができます。 さらに、企業 DNS 名前サーバーで CNAME レコードを設定して、​`lb-name.lb-gprod-rt.anypointdns.net`​ ドメインを会社のバニティドメインにマップすることができます。 たとえば、会社が DNS ドメイン ​`example.com`​ を所有しているとします。その場合、​`myapp.example.com`​ への要求を ​`myApp.lb-name.lb-gprod-rt.anypointdns.net`​ に転送する CNAME レコードを作成できます。これで、​`cloudhub.io`​ ドメインの MuleSoft Government Cloud ドメイン名の複雑さが隠されます。 ## [](#専用ロードバランサーへの内部要求のルーティング)専用ロードバランサーへの内部要求のルーティング MuleSoft Government Cloud 専用ロードバランサーには、Anypoint VPC 内のアプリケーションとクライアントによって使用される内部ドメイン名があります。 内部ドメインは次の命名規則を使用します。ここで、​`_lb-name_`​ はロードバランサーの作成時に付けた名前です。 internal-\_lb-name\_.lb-gprod-rt.anypointdns.net 各専用ロードバランサーには DNS A レコード `​_lb-name_​.lb-gprod-rt.anypointdns.net` があり、これは 2 つのインスタンスの 2 つの公開 IP アドレスに解決されます。DNS プロバイダーを介して、この A レコードを指し示す CNAME レコードを追加したり、アクセスする自分のドメイン名を使用したりできます。 ロードバランサーでアプリケーションへのすべての接続を管理しても、アプリケーションのデフォルトのドメイン名を公開しない場合は、各アプリケーションが HTTP ポート 8091 または 8092 でリスンする必要があります。または、カスタムマッピングポリシーを作成して、ロードバランサーからの外部要求を特定のアプリケーションにリダイレクトできます。 次の図は、ロードバランサーが VPC と Anypoint Platform の間でやりとりを行うしくみを示しています。 ![ロードバランサー](/mulesoft/current/ja-jp/gov-cloud/_images/pxty-lb.png) ロードバランサーは、HTTPS 上の外部要求をリスンし、デフォルトでは HTTP を介して内部の通信を行います。Anypoint VPC 内の Mule アプリケーションを HTTPS 上でリスンするように設定した場合は、​`load-balancer mappings add`​ コマンドを使用してマッピングリストを作成するときに ​`upstreamProtocol`​ を HTTPS に設定する必要があります。 内部 HTTP モードでは、HTTP 要求がどのように管理されるかを設定できます。処理は、無視する、デフォルト SSL エンドポイント上の HTTPS にマップする、URL を対応する HTTPS URL に直接マップするのいずれかです。 ## [](#専用ロードバランサーの-url-エンコード)専用ロードバランサーの URL エンコード 専用ロードバランサーが要求の URI を変更せずに渡すかデコードして渡すかを設定できます。 - **\[Keep URL encoding (URL エンコードを保持)\]**​ を選択すると、DLB は %20 および %23 文字のみをそのまま渡します。 - **\[Keep URL encoding (URL エンコードを保持)\]**​ の選択を解除すると、DLB は要求 URI のエンコードされている部分をデコードしてから MuleSoft Government Cloud ワーカーに渡します。 ## [](#関連情報)関連情報 - [Virtual Private Cloud](https://docs.mulesoft.com/cloudhub/virtual-private-cloud) - [マッピングルール](https://docs.mulesoft.com/cloudhub/lb-mapping-rules)