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# カードの出力のすべてまたは一部を変数に保存 (Flow Designer):page-support-status: eolScheduled

Set Variable カードを使用して変数を作成し、前のカードからの出力のすべてを保存したり、出力の一部を保存したり、DataWeave 式で関数を使用して出力を操作したりすることができます。その後、変数を使用して後のカードで値を再利用できます。

通常、次の図の最初のフローで示されているように、カードが出力したデータ全体を同じフローの次のカードが受け取ります。

![fd regular variables](/mulesoft/current/ja-jp/design-center/_images/fd-regular-variables.png)

Figure 1. 通常のフローと、Set Variable カードを使用するフローとの比較

最初のフローでは次の手順が実行されます。

1. Card A が出力を生成します。
2. Card B は Card A からの出力全体を受け取ります。

ただし、Set Variable カードを使用して変数を作成した場合、2 番目のフローで示されているように、変数と、前のカードからの出力の両方がフローの次のカードに渡されます。

1. Card A が出力を生成します。
2. Set Variable カードは変数を作成し、Card A からの出力のすべてを保存したり、出力の一部を保存したり、DataWeave 式で関数を使用して出力を操作したりします。
3. Card B は Card A からのデータセット全体 (ペイロードと属性) と変数を受け取ります。Card B は独自のデータセットと変数を出力します。Card A からの出力は、変数に保存された部分を除き、フローの一部ではなくなります。
4. Card C は Card B からのデータセット全体と変数を受け取ります。

たとえば、チュートリアル​[「Flow Designer での最初の Mule アプリケーションの作成」](https://docs.mulesoft.com/jp/design-center/salesforce-to-twilio)​では、トリガーカードのペイロードを保存できるようにトリガーカードの後で Set Variable カードを使用しました。これは、Choice router を使用した後でこのペイロードからの情報を使用する必要があったが、Choice router からの 3 つの可能な出力にはその情報が保持されなかったためです。

![fd set var oppdetails](/mulesoft/current/ja-jp/design-center/_images/fd-set-var-oppdetails.png)

Figure 2. チュートリアルでの Set Variable カード

Choice router に続く Transform カードで ​`OppDetails`​ と名付けた変数を使用しました。

![fd set var transform](/mulesoft/current/ja-jp/design-center/_images/fd-set-var-transform.png)

Figure 3. 変数 ​`OppDetails`​ が強調表示された、Choice router に続く Transform カード

ただし、​`OppDetails`​ はフローの後半でも使用できます。これは、次のように、フローの最後のカードである Twilio カードで確認できます。

![fd set var twilio](/mulesoft/current/ja-jp/design-center/_images/fd-set-var-twilio.png)

Figure 4. `OppDetails`​ 変数が強調表示された Twilio カード

変数をこの Twilio カード (または、Transform カードを除く、変数を使用できる任意のカード) で使用するには、単に変数を項目にドラッグします。

変数を 1 回以上使用した後、その変数をそれ以上使用する必要がないと考えられる場合は、変数を最後に使用するカードの後に Remove Variable カードを追加します。

## [](#手順)手順

カードからのデータに基づく値を保存する手順は、次のとおりです。

1. 保存する値の基礎となるデータを出力するカードの後のプラスアイコンをクリックします。
2. Set Variable カードを追加します。
3. 変数の名前を指定します。名前には、数字、文字、およびアンダースコアのみを含めることができます。
4. 変数の値を指定します。
    
    - 文字列値を指定する場合、​**\[Value (値)\]**​ 項目の右側に ​**f(x)**​ ボタンが表示されていることを確認します。このボタンがある場合、この項目は関数モードではなく、文字列モードであることを意味します。​**\[Value (値)\]**​ 項目に直接入力できます。また、文字列内に文字列を指定する場合を除いて、引用符を使用する必要はありません。
        
        ![fd set var value field smode](/mulesoft/current/ja-jp/design-center/_images/fd-set-var-value-field-smode.png)
        
        Figure 5. Set Variable カード内で強調表示された文字列モードの ​**\[Value (値)\]**​ 項目
    - DataWeave 式を指定する場合は、​**\[Value (値)\]**​ 項目の右側に ​`f(x)`​ が表示されていることを確認します。​`f(x)`​ がある場合、この項目は式モードであることを意味します。この項目内をクリックすると、​**\[Custom Expression (カスタム式)\]**​ ダイアログが開きます。このダイアログで、右側の ​**\[Add data (データの追加)\]**​ ペインと ​**\[Add functions (関数の追加)\]**​ ペインを使用して式を作成できます。
        
        ![fd set var value field fmode](/mulesoft/current/ja-jp/design-center/_images/fd-set-var-value-field-fmode.png)
        
        Figure 6. Set Variable カード内で強調表示された式モードの ​**\[Value (値)\]**​ 項目
        
        ![fd set var custom expression dialog](/mulesoft/current/ja-jp/design-center/_images/fd-set-var-custom-expression-dialog.png)
        
        Figure 7. \[Custom Expression (カスタム式)\] ウィンドウとそのペイン
        
        <table>
<tbody><tr>
<td class="icon">
<i class="fa icon-note" title="Note"></i>
</td>
<td class="content">
<div class="paragraph">
<p><strong>[Add data (データの追加)]</strong>​ ペインを表示するには、前のカードの少なくとも 1 つで ​<code>Default</code>​ 以外のデータ型を出力する必要があります。</p>
</div>
<div class="paragraph">
<p><strong>[Add functions (関数の追加)]</strong>​ ペインに表示される DataWeave 関数についてのドキュメントは、「DataWeave 関数リファレンス」の​<a href="#4.1@mule-runtime::dw-core.adoc" class="xref unresolved">「Core」</a>​を参照してください。</p>
</div>
</td>
</tr>
</tbody></table>
        
        **\[Custom Expression (カスタム式)\] ウィンドウのスクリーンショットに基づく例:**​ ペイロードのエラーメッセージを変数に保存する場合、​`error_message`​ をクリックします。これで、​**\[Expression (式)\]**​ 項目に式 ​`error_message`​ が含まれます。次に ​**\[OK\]**​ をクリックします。
        
        値を入力することもできます。たとえば、ペイロード全体を変数に保存する場合、​**\[Custom Expression (カスタム式)\]**​ 項目に「​`payload`​」と入力できます。
5. **\[Custom Expression (カスタム式)\]**​ ダイアログで ​**\[OK\]**​ をクリックし、キャンバスをクリックしてカードを閉じます。

## [](#例)例

前のカードからのペイロードを保存するには、変数の値を ​`payload`​ に設定します。

前のカードからの属性を保存するには、変数の値を ​`attributes`​ に設定します。

フローの現在の時点のデータセット全体を保存するには、変数の値を ​`message`​ に設定します。

ブール値を保存するには、変数の値を ​`true`​ または ​`false`​ に設定します。

## [](#関連情報)関連情報

- [フロー内でのデータの保存および再利用](https://docs.mulesoft.com/jp/design-center/fd-store-data-top)