---
schema_version: "1"
id: c007783f5342386a5fb2c27e741af723f8cdb1a424a13628bed8ed745d31bbb1
title: データベースの照会の例
collection: mulesoft
version: current
locale: ja-jp
portal_url: https://docs.salesforce.com/mulesoft/current/ja-jp/db-connector/1.14/database-connector-select.md
canonical_url: https://docs.mulesoft.com/jp/db-connector/1.14/database-connector-select
source_site: docs.mulesoft.com
content_type: documentation
content_hash: c7add971c07ea74ae44ca0687bcbe1371829368458345b16f63f5d09c02cf559
description: MuleSoft Documentation Site
release: "1.14"
latest: true
---
# データベースの照会の例

データベース用 Anypoint Connector (Database Connector) の ​**Select**​ 操作では、データベースのデータを選択できます。次の例は、Studio で ​**\[Input Parameters (入力パラメーター)\]**​、​**\[Fetch size (フェッチサイズ)\]**​、​**\[Max rows (最大行数)\]**​、​**\[Query timeout (クエリタイムアウト)\]**​ 項目を設定して操作を設定するときに役立ちます。また、動的クエリを設定する方法についても記載されています。

## [](#studio-で-select-操作を設定する)Studio で Select 操作を設定する

Studio で ​**Select**​ 操作を追加および設定する手順は、次のとおりです。

1. **\[Mule Palette (Mule パレット)\]**​ ビューで「​`database`​」を検索し、​**\[Select\]**​ 操作を選択します。
2. **\[Select\]**​ 操作を Studio キャンバスにドラッグします。
3. 操作の設定画面の ​**\[General (一般)\]**​ タブで、​**\[Connector configuration (コネクタ設定)\]**​ 項目の横にあるプラス記号 (​**+**​) をクリックし、グローバル要素設定項目にアクセスします。
4. データベース接続情報を指定し、​**\[OK\]**​ をクリックします。
5. 実行する SQL クエリを ​**\[SQL Query Text (SQL クエリテキスト)\]**​ 項目に設定します (例: `SELECT * FROM PLANET WHERE name = :name`​)。

![Studio での Select 操作の設定](/mulesoft/current/ja-jp/db-connector/1.14/_images/database-select-operation-1.png)

**設定 XML**​ エディターでは、​`<db:select>`​ 設定は次のように記述されます。

```xml
<db:select config-ref="dbConfig">
  <db:sql>SELECT * FROM PLANET WHERE name = :name</db:sql>
</db:select>
```

## [](#select-操作の-input-parameters-入力パラメーター-項目を設定する)Select 操作の \[Input Parameters (入力パラメーター)\] 項目を設定する

データベースクエリを保護するには、データベースで実行する SQL ステートメントに変数値を追加して、​**Select**​ 操作の ​**\[Input parameters (入力パラメーター)\]**​ 項目を設定します。Select 操作の主な目標は、SQL クエリを提供し、パラメーターに DataWeave を使用することです。

指定するパラメーターは、JDBC プリペアードステートメントに設定する入力パラメーターの名前をキーとするマップです。SQL テキスト内でコロンプレフィックスを使用して各パラメーターを参照します (例: `where id = :myParamName`​)。マップの値には、各パラメーターの実際の割り当てが含まれます。

入力パラメーターを使用して SQL ​`SELECT`​ ステートメントの ​`WHERE`​ 句を設定すると、クエリが SQL インジェクション攻撃の影響を受けなくなり、他の方法では不可能な最適化を実行でき、アプリケーションのパフォーマンスが向上します。

セキュリティ上の理由により、​`<db:sql>SELECT * FROM PLANET WHERE name = #[payload] </db:sql>`​ は直接記述しないでください。

操作の入力パラメーターと出力パラメーターには DataSense を使用できます。Database Connector はクエリを分析し、SQL ステートメントの射影セクションを分析することで、クエリの出力構造を自動的に計算します。同時に、​`WHERE`​ 句の条件をテーブル構造と比較して、DataSense 入力も生成します。これは、入力パラメーターを生成する DataWeave スクリプトをビルドするのに役立ちます。

次の例では、入力パラメーターをキー-値ペアとして指定します。

1. Studio のフローで、​**\[Select\]**​ 操作を選択します。
2. 操作設定画面で、​**\[SQL Query Text (SQL クエリテキスト)\]**​ を ​`SELECT * FROM PLANET WHERE name = :name`​ に設定します。
3. **\[Input Parameters (入力パラメーター)\]**​ を ​`{'name' : payload}`​ に設定します。  
    このキーでは、コロン文字 (​`:`​) を使用して、名前によりパラメーター値を参照します。

![Studio での \[Input parameters (入力パラメーター)\] 項目の設定](_images/database-select-operation-2.png)

**設定 XML**​ エディターでは、​`<db:input-parameters>`​ 設定は次のように記述されます。

```xml
<flow name="DatabaseFlow">
  <db:select config-ref="dbConfig">
    <db:sql>SELECT * FROM PLANET WHERE name = :name</db:sql>
    <db:input-parameters>
      #[{'name' : payload}]
    </db:input-parameters>
  </db:select>
</flow>
```

<table>
<tbody><tr>
<td class="icon">
<i class="fa icon-note" title="Note"></i>
</td>
<td class="content">
<div class="paragraph">
<p>Database Connector 1.4.0 では、SQL クエリでコロンをエスケープできます。SQL クエリでコロン文字 (​<code>:</code>​) を使用する場合、コロン文字の前にバックスラッシュを置くことでコロン文字をエスケープできます。これは、PostgreSQL 種別のキャストを使用する場合に役立ちます。この場合、キャスト先の種別の前に 2 つのコロンが必要です。例:</p>
</div>
<div class="paragraph">
<p><code>&lt;db:sql&gt;SELECT price\:\:float8 FROM PRODUCT&lt;/db:sql&gt;</code></p>
</div>
</td>
</tr>
</tbody></table>

<table>
<tbody><tr>
<td class="icon">
<i class="fa icon-note" title="Note"></i>
</td>
<td class="content">
<div class="paragraph">
<p>Database Connector 1.8.0 以降では、ダブルコロン (::) 表現を使用して、各コロンをエスケープせず SQL キャスト PostgreSQL および Snowflake 構文を受け入れることができます。エスケープされたコロンの動作に影響することもありません。例:</p>
</div>
<div class="paragraph">
<p><code>&lt;db:sql&gt;SELECT MAX(modified_date)::DATE FROM sales&lt;/db:sql&gt;</code></p>
</div>
</td>
</tr>
</tbody></table>

## [](#select-操作の動的クエリを設定する)Select 操作の動的クエリを設定する

`WHERE`​ 句だけでなくクエリ自体の一部をパラメーター化する必要がある場合 (条件に依存するテーブルを比較するクエリや、プロジェクトテーブル列を変更する必要がある複雑なクエリなど)、動的クエリを設定できます。

次の例では、テーブルが変数に依存することを記述する文字列 ​`$(vars.table)`​ が含まれる完全な式を使用して動的クエリを設定します。一部のクエリテキストは動的 (​`"SELECT * FROM $(vars.table)`​) ですが、​`WHERE`​ 句では、入力パラメーターを使用して引き続き ​`WHERE`​ 条件を定義します (この例では ​`WHERE name = :name`​)。

1. Studio のフローで、​**\[Select\]**​ 操作を選択します。
2. 操作設定画面で、​**\[SQL Query Text (SQL クエリテキスト)\]**​ 項目を ​`SELECT * FROM $(vars.table) WHERE name = :name`​ に設定します。
3. **\[Input Parameters (入力パラメーター)\]**​ 項目を ​`{'name' : payload}`​ に設定します。

次のスクリーンショットは、Studio の設定を示しています。

![Studio での動的クエリの設定](/mulesoft/current/ja-jp/db-connector/1.14/_images/database-select-operation-3.png)

Figure 1. 動的クエリの設定

XML エディターでは、​`<db:sql>`​ 設定は次のように記述されます。

```xml
<set-variable variableName="table" value="PLANET"/>
<db:select config-ref="dbConfig">
    <db:sql>#["SELECT * FROM $(vars.table) WHERE name = :name"]</db:sql>
    <db:input-parameters>
        #[{'name' : payload}]
    </db:input-parameters>
</db:select>
```

入力パラメーターは ​`WHERE`​ 句のパラメーターにのみ適用できます。クエリの別の部分を変更するには、DataWeave 補間演算子を使用します。

設計時に式の値を使用できない場合があるため、動的クエリを使用すると、DataWeave 評価エラーがスローされたり、​**Select**​ 操作の出力メタデータ (DataSense) に影響したりすることがあります。 値をデフォルトにして、前述の不都合を回避するには、次のように default 修飾子を使用します。

```xml
<set-variable variableName="table" value="PLANET"/>
<db:select config-ref="dbConfig">
    <db:sql>#["SELECT * FROM $(vars.table default ASTEROIDS) WHERE name = :name"]</db:sql>
    <db:input-parameters>
        #[{'name' : payload}]
    </db:input-parameters>
</db:select>
```

### [](#大量の結果のストリーミング)大量の結果のストリーミング

インテグレーションのユースケースなど、多くのレコードを返すクエリでストリーミングを使用します。Mule 4 では、ストリーミングは透過的であり、常に有効になっています。

たとえば、10,000 行を返すクエリを送信した場合、それらすべての行を一度にフェッチしようとすると、ネットワークから大量の取り込みを行うため、パフォーマンスが低下し、すべての情報を RAM に読み込む必要があるため、メモリ不足になるリスクがあります。

ストリーミングでは、Database Connector は一度にクエリの一部のみをフェッチおよび処理するため、ネットワークとメモリの負荷が軽減されます。これは、コネクタが 10K 行を一度にフェッチしないことを意味します。代わりに、コネクタは小さなチャンクをフェッチし、そのチャンクがコンシュームされたら残りをフェッチします。

反復可能なストリームメカニズムを使用することもできます。これにより、DataWeave や他のコンポーネントで同じストリームを何度も処理できます。また、並列処理も可能です。

## [](#select-操作の-fetch-size-フェッチサイズ-と-max-rows-最大行数-項目を設定する)Select 操作の \[Fetch Size (フェッチサイズ)\] と \[Max Rows (最大行数)\] 項目を設定する

Mule Runtime Engine (Mule) では、Database Connector でストリーミングを管理できますが、データの大きなチャンクをデータベースから Mule に移動することをお勧めできない場合もあります。ストリーミングを使用しても、単純な SQL クエリで、各行に大量の情報を含む多くの行が返される可能性はあります。結果を制限するには、​**\[Fetch size (フェッチサイズ)\]**​ 項目と ​**\[Max rows (最大行数)\]**​ 項目を設定します。

次の例では、​**Select**​ 操作でこれらの項目を設定します。この構文は、フェッチできる合計行数は 1000 (​**\[Max rows (最大行数)\]**​ 値) 以下、同時にフェッチできる行数は 200 (​**\[Fetch size (フェッチサイズ)\]**​ 値) 以下であることを Database Connector に指示します。これにより、ネットワークとメモリの負荷が大幅に軽減されます。​**\[Fetch size (フェッチサイズ)\]**​ 値は JDBC ドライバープロバイダーごとに異なって適用され、多くの場合、デフォルトで ​`10`​ に設定されます。この組み合わせにより、取得される情報の総量が制限され (​**\[Max rows (最大行数)\]**​ 値)、ネットワーク経由でデータベースから小さいチャンクのデータが返されることが保証されます (​**\[Fetch size (フェッチサイズ)\]**​ 値)。

1. Studio のフローで、​**\[Select\]**​ 操作を選択します。
2. 操作設定画面で、​**\[SQL Query Text (SQL クエリテキスト)\]**​ を ​`select * from some_table`​ に設定します。
3. **\[Advanced (詳細)\]**​ をクリックし、​**\[Fetch size (フェッチサイズ)\]**​ を ​`200`​、​**\[Max rows (最大行数)\]**​ を ​`1000`​ に設定します。

![Studio での \[Fetch size (フェッチサイズ)\] 項目と \[Max row (最大行数)\] 項目の設定](_images/database-select-operation-4.png)

**\[Configuration XML (設定 XML)\]**​ エディターで、​`fetchSize`​ および ​`maxRows`​ の設定は次のように記述されます。

```xml
<db:select fetchSize="200" maxRows="1000" config-ref="dbConfig">
  <db:sql>select * from some_table</db:sql>
</db:select>
```

## [](#select-操作の-query-timeout-クエリタイムアウト-項目を設定する)Select 操作の \[Query Timeout (クエリタイムアウト)\] 項目を設定する

多くの場合、次の要因によりクエリの実行が遅延します。

- 非効率なクエリ (多くの行を反復処理する不適切なインデックスを持つクエリなど)
- 混雑している RDBMS またはネットワーク
- ロック競合

クエリの実行時にタイムアウトしないようにするには、​**\[Query timeout (クエリタイムアウト)\]**​ 項目と ​**\[Query time unit (クエリ時間単位)\]**​ 項目を設定します。すべての Database Connector 操作でタイムアウトの設定がサポートされています。

次の例は、タイムアウトを設定する方法を示しています。

1. Studio のフローで、​**\[Select\]**​ 操作を選択します。
2. 操作設定画面で、​**\[SQL Query Text (SQL クエリテキスト)\]**​ を ​`select * from some_table`​ に設定します。
3. **\[Advanced (詳細)\]**​ タブで、JDBC ドライバーが実行中のステートメントをキャンセルしようとするまでの最短時間を ​**\[Query timeout (クエリタイムアウト)\]**​ に設定します。例: `0`​。
4. **\[Query timeout (クエリタイムアウト)\]**​ に使用できる時間単位を ​**\[Query timeout unit (クエリタイムアウト単位)\]**​ に設定します。例: `SECONDS`​。

![Studio での \[Query timeout (クエリタイムアウト)\] 項目の設定](_images/database-select-operation-5.png)

**\[Configuration XML (設定 XML)\]**​ エディターで、​`queryTimeout`​ および ​`SECONDS`​ の設定は次のように記述されます。

```xml
<db:select queryTimeout="0" queryTimeoutUnit="SECONDS" config-ref="dbConfig">
   <db:sql>select * from some_table</db:sql>
</db:select>
```

## [](#関連情報)関連情報

- [Database Connector の例](https://docs.mulesoft.com/jp/db-connector/1.14/database-connector-examples)
- [MuleSoft ヘルプセンター](https://help.mulesoft.com)