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title: アプリケーションレベルのエグレスルールの設定
collection: mulesoft
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description: MuleSoft Documentation Site
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# アプリケーションレベルのエグレスルールの設定

アプリケーションレベルのエグレスルールは、非公開スペースレベルのファイアウォールルールとは無関係です。エグレストラフィックを通過させるには、非公開スペースとアプリケーションの両方のレベルのコントロールを渡す必要があります。

## [](#始める前に)始める前に

- 非公開スペースを設定し、非公開ネットワークのプロビジョニングを完了します。
- 非公開スペースのファイアウォールとアプリケーションレベルのルールを表示するために必要な「CloudHub Network Viewer (CloudHub ネットワーク閲覧者)」権限がアカウントにあることを確認します。
- 非公開スペースのファイアウォールとアプリケーションレベルのルールを変更するために必要な「CloudHub Network Administrator (CloudHub ネットワーク管理者)」権限がアカウントにあることを確認します。

## [](#非公開スペースでアプリケーションレベルのルールを設定する)非公開スペースでアプリケーションレベルのルールを設定する

非公開スペースでアプリケーションレベルのルールを設定する手順は、次のとおりです。

1. Anypoint Platform から、​**\[Runtime Manager\]**​ > ​**\[Private Spaces (非公開スペース)\]**​ を選択します。
2. 管理する非公開スペースの名前を選択します。
3. **\[Firewall rules (ファイアウォールルール)\]**​ タブで、​**\[App-Level Rules (アプリケーションレベルのルール)\]**​ セクションを展開します。

デフォルトでは、新しい非公開スペースを作成するときにアプリケーションレベルのエグレスルール機能は無効になります。機能を有効に切り替えます。

内部 DNS サーバーに到達するトランジットゲートウェイがあり、デフォルトルートがトランジットゲートウェイにルーティングされている場合、非公開 DNS IP アドレスをルートテーブルに追加します。

<table><tbody><tr><td class="icon"><i class="fa icon-note" title="Note"></i></td><td class="content">スイッチを有効化する前に、非公開ネットワークのプロビジョニングを完了したことを確認してください。</td></tr></tbody></table>

**\[App-Level Egress Rules (アプリケーションレベルのエグレスルール)\]**​ を有効に切り替えると、​**\[Default-Egress-Rule-Group (デフォルトのエグレスルールグループ)\]**​ が有効になります。デフォルトのエグレスルールは ​**\[Allow any protocol to any destination (任意の宛先への任意のプロトコルを許可)\]**​ です。

![アプリケーションレベルのエグレスルール機能を有効に切り替え](/mulesoft/current/ja-jp/cloudhub-2/_images/ps-toggle-app-level-egress.png)

デフォルトのエグレスルールグループを変更する手順は、次のとおりです。

1. **\[Edit (編集)\]**​ をクリックします。
2. グループ設定ウィンドウの ​**\[Egress Rules (エグレスルール)\]**​ セクションで、目的のプロトコルと宛先を選択します。
3. **\[Add Rule (ルールを追加)\]**​ をクリックして新しいルールをルールグループに追加します。
    
    削除ボタン (​![「Delete (削除)」 ボタン](/mulesoft/current/ja-jp/cloudhub-2/_images/trash-icon.png)) をクリックすればルールを削除できます。
4. **\[Update Egress Rules (エグレスルールを更新)\]**​ をクリックして変更内容を保存します。
    
    変更は、現在の非公開スペースのすべてのアプリケーションに影響します。
    
    デフォルトのルールグループは名前を変更したり削除したりすることはできません。

![アプリケーションレベルのエグレスルールグループの編集](/mulesoft/current/ja-jp/cloudhub-2/_images/ps-egress-edit-default.png)

新しいカスタムエグレスルールグループを作成する手順は、次のとおりです。

1. **\[Create Rule Group (ルールグループを作成)\]**​ をクリックします。
2. ルールグループ設定ウィンドウで、グループ名を追加します。
    
    カスタムルールグループは編集したり名前を変更したりできます。生成されるグループ名 (​`<rule_group_name>-<private_space_name>`​) は 53 文字以下になります。
3. **\[Egress Rules (エグレスルール)\]**​ セクションで、​**\[Add Rule (ルールを追加)\]**​ をクリックして追加するすべてのルールのプロトコルと宛先を選択します。
    
    削除ボタン (​![「Delete (削除)」 ボタン](/mulesoft/current/ja-jp/cloudhub-2/_images/trash-icon.png)) をクリックすればルールを削除できます。
4. **\[Create Egress Rules (エグレスルールを作成)\]**​ をクリックして変更内容を保存します。
    
    カスタムルールグループを使用するには、アプリケーション設定で選択します。

既存のカスタムルールグループを削除する手順は、次のとおりです。

1. ​**\[More actions (その他のアクション)\]**​ (​![「More actions (その他のアクション)」 メニュー](/mulesoft/current/ja-jp/cloudhub-2/_images/more-icon.png)) > ​**\[Delete (削除)\]**​ を選択します。
2. 要求されたら、​**\[Delete Rule Group (ルールグループを削除)\]**​ をクリックして削除を確定します。
    
    <table><tbody><tr><td class="icon"><i class="fa icon-note" title="Note"></i></td><td class="content">カスタムルールグループを削除したら、そのカスタムルールグループを使用するアプリケーションではすぐにデフォルトのエグレスルールグループが代わりに使用されるようになります。</td></tr></tbody></table>

![カスタムエグレスルールグループの削除](/mulesoft/current/ja-jp/cloudhub-2/_images/ps-egress-delete-ruleset.png)

この機能のスイッチをクリックして、アプリケーションレベルのエグレスルール機能を無効にできます。要求されたら、​**\[Delete and Disable App-Level Rules (アプリケーションレベルのルールを削除して無効化)\]**​ をクリックして確定します。

<table><tbody><tr><td class="icon"><i class="fa icon-note" title="Note"></i></td><td class="content">アプリケーションレベルのエグレスルール機能を無効にしたら、カスタムのアプリケーションレベルのエグレスルールグループがすべて無効になり、すべてのアプリケーションレベルのエグレスがすべてのアプリケーションで許可されます。</td></tr></tbody></table>

## [](#アプリケーションのデプロイ時にアプリケーションレベルのエグレスルールを適用する)アプリケーションのデプロイ時にアプリケーションレベルのエグレスルールを適用する

アプリケーションをデプロイするときに、非公開スペースで設定したアプリケーションレベルのエグレスルールを適用できます。

1. アプリケーションを非公開スペースにデプロイするときに、​**\[Firewall Rules (ファイアウォールルール)\]**​ タブを選択します。
2. **\[Egress Rule Group (エグレスルールグループ)\]**​ セクションで、アプリケーションに適用するルールセットを選択します。
3. **\[Apply Changes (変更を適用)\]**​ をクリックします。

## [](#anypoint-mq-へのアプリケーションレベルのエグレス接続の設定)Anypoint MQ へのアプリケーションレベルのエグレス接続の設定

Anypoint MQ への HTTPS 接続を許可するには、次のルールを使用してアプリケーションレベルのエグレスルールグループを追加します。

Anypoint コントロールプレーンへのエグレスを許可:

- **Protocol (プロトコル)**​: `HTTPS`
- **Destination (宛先)**​: `Custom Domains (カスタムドメイン)`
    
    - 値あり:
        
        - prod: `anypoint.mulesoft.com`
        - prod-eu: `eu1.anypoint.mulesoft.com`

MQ の宛先へのエグレスを許可:

- **Protocol (プロトコル)**​: HTTPS
- **Destination (宛先)**​: `Custom Domains (カスタムドメイン)`
    
    - MQ コネクタ URL で設定されたドメイン名の値あり
        
        たとえば、MQ コネクタ URL が ​`[https://mq-us-east-1.anypoint.mulesoft.com/api/v1/organizations/{{anypointOrgId}}/environments/{{anypointEnvId}}/](https://mq-us-east-1.anypoint.mulesoft.com/api/v1/organizations/{{anypointOrgId}}/environments/{{anypointEnvId}}/)`​ の場合は、​`mq-us-east-1.anypoint.mulesoft.com`​ という値を使用します。

## [](#object-store-v2-へのアプリケーションレベルのエグレス接続の設定)Object Store v2 へのアプリケーションレベルのエグレス接続の設定

Object Store v2 への HTTPS 接続を許可するには、次のルールを使用してアプリケーションレベルのエグレスルールグループを追加します。

Anypoint コントロールプレーンへのエグレスを許可:

- **Protocol (プロトコル)**​: `HTTPS`
- **Destination (宛先)**​: `Custom Domains (カスタムドメイン)`
    
    - 値あり:
        
        - prod: `anypoint.mulesoft.com`
        - prod-eu: `eu1.anypoint.mulesoft.com`

Object Store v2 の宛先へのエグレスを許可:

- **Protocol (プロトコル)**​: `HTTPS`
- **Destination (宛先)**​: `Custom Domains (カスタムドメイン)`
    
    - 値あり:
        
        - prod: `object-store-us-east-1.anypoint.mulesoft.com`
        - prod-eu: `eu1.anypoint.mulesoft.com`
            
            この URL はリージョンによって異なります。たとえば、​`ap-southeast-1`​ のオブジェクトストアにアクセスするには、URL ​`object-store-ap-southeast-1.anypoint.mulesoft.com`​ を値として追加します。

`salesforce.com`​ が ​`www.salesforce.com`​ にリダイレクトされる場合など、リダイレクトが含まれるドメインのエグレスを有効にする場合は、元の対象である ​`salesforce.com`​ とリダイレクト後の対象である ​`www.salesforce.com`​ の両方のエグレスを許可してください。

ワイルドカードレコードはサポートされていません。たとえば、​`salesforce.com`​ では ​`example.salesforce.com`​ が自動的にカバーされません。

<table>
<tbody><tr>
<td class="icon">
<i class="fa icon-note" title="Note"></i>
</td>
<td class="content">
<div class="paragraph">
<p>連続した 2 つのハイフンが含まれるドメインは有効にできません。たとえば、​<code>abc—​xyz.com</code>​ です。</p>
</div>
<div class="paragraph">
<p>同じ IP アドレスのドメインは一緒に処理されます。1 つのドメインを許可すると、同じドメインがすべて許可されます。</p>
</div>
</td>
</tr>
</tbody></table>

## [](#api-manager-へのアプリケーションレベルのエグレス接続の設定)API Manager へのアプリケーションレベルのエグレス接続の設定

API Manager にアプリケーションレベルのエグレスのサポートを追加するには、次のルールを使用してカスタム ルール グループを追加し、Anypoint コントロールプレーンへのエグレスを許可してください。

- **Protocol (プロトコル)**​: `HTTPS`
- **Destination (宛先)**​: `Custom Domains (カスタムドメイン)`
    
    - 値あり:
        
        - prod:
            
            - `anypoint.mulesoft.com`
            - `exchange-files.anypoint.mulesoft.com`
            - `analytics-ingest.anypoint.mulesoft.com`
        - prod-eu:
            
            - `eu1.anypoint.mulesoft.com`
            - `exchange-files.eu1.anypoint.mulesoft.com`
            - `analytics-ingest.eu1.anypoint.mulesoft.com`

ユースケースに応じて、Anypoint Platform のホスト名やポートを追加して、MuleSoft が管理するオンライン Anypoint Platform の API やサービスとアプリケーションが通信できるようにします。[ポート、IP、ホスト名の許可](https://docs.mulesoft.com/jp/mule-gateway/mule-gateway-hostnames)を参照してください。

<table>
<tbody><tr>
<td class="icon">
<i class="fa icon-note" title="Note"></i>
</td>
<td class="content">
<div class="paragraph">
<p>Anypoint MQ、Object Store v2、または API Manager へのアプリケーションレベルのエグレス接続を設定する際には、非公開スペースレベルで個別にすべての 443 ポートへのアウトバウンドアクセスも許可する必要があります。443 ポートへのアウトバウンドアクセスの許可についての詳細は、<a href="https://docs.mulesoft.com/jp/cloudhub-2/ps-config-fw-rules" class="xref page">非公開スペースとの間のトラフィックを管理するためのファイアウォールルールの設定</a>にアクセスしてください。</p>
</div>
<div class="paragraph">
<p>非公開スペースの内部 DNS でカスタムドメインは使用できません。</p>
</div>
</td>
</tr>
</tbody></table>

## [](#パフォーマンスへの影響)パフォーマンスへの影響

検証が一層強化されることになるため、アプリケーションレベルのエグレスルールを使用することで、アプリケーションの接続に対して 3 ～ 10 ミリ秒のネットワークレイテンシーが発生する可能性はあります。セキュリティとパフォーマンスのバランスを取る方法は、次のとおりです。

- 非公開スペースで有効なルールグループを 20 個に制限する。
- ルールグループ毎に使用するルールを最大 40 個にする。
- ルールグループとルールの組み合わせの合計を 800 個に制限する。
    
    組み合わせにおけるルールグループとルールの数は、ニーズに合わせてカスタマイズできます。

これらの方法により、レイテンシーを最適化してネットワークセキュリティを効果的に保つことができます。

<table><tbody><tr><td class="icon"><i class="fa icon-note" title="Note"></i></td><td class="content">DNS レコードのタイミングの問題により、予期しない接続エラーが発生する場合があります。Mule アプリケーションの信頼性を高めるには、堅牢なエラー処理と接続再試行のメカニズムを実装してください。</td></tr></tbody></table>

## [](#関連情報)関連情報

- [非公開スペース](https://docs.mulesoft.com/jp/cloudhub-2/ch2-private-space-about)
- [非公開スペースへのアプリケーションのデプロイ](https://docs.mulesoft.com/jp/cloudhub-2/ch2-deploy-private-space)
- [非公開スペースとの間のトラフィックを管理するためのファイアウォールルールの設定](https://docs.mulesoft.com/jp/cloudhub-2/ps-config-fw-rules)
- [Anypoint MQ の概要](https://docs.mulesoft.com/jp/mq/)
- [Object Store v2 の概要](https://docs.mulesoft.com/jp/object-store/)
- [Anypoint API Manager](https://docs.mulesoft.com/jp/api-manager/latest/latest-overview-concept)