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title: 環境の構築
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# 環境の構築

すべての Mule アプリケーションは Java Runtime Environment (JRE) で実行されます。アプリケーションコンポーネントは、DevOps 環境で使用される一般的なソフトウェア管理ツールである Maven を使用して構築およびデプロイされます。MuleSoft は、グラフィカル環境で Mule アプリケーションを開発するために使用される、Anypoint Studio と呼ばれる Eclipse ベースの統合開発環境 (IDE) も提供しています。Studio もアプリケーションの構築、テスト、デプロイに使用できますが、アクセラレーターのドキュメントに記載されている手順は、特に明記されている場合を除き、コマンドラインから Maven を使用することを前提としています。

## [](#ソフトウェア要件)ソフトウェア要件

Salesforce Clouds 用の MuleSoft Accelerator は、Mule 4 および Studio 7 に基づいて構築されています。アセットは Mule および Studio の他のバージョンでも動作する可能性がありますが、保証されません。アクセラレーターアセットを操作するための最小ソフトウェア要件のリストを次に示します。

- Anypoint Studio バージョン 7.12.0 以降
- Mule Runtime 4.4.0 以降 (Studio に付属)
- 最新の AdoptOpenJDK 8 リリース (Studio に付属)
- 最新の Maven 3.8.x リリース (コマンドラインデプロイメント用)
- Postman 9.x 以降 (API テスト用)

## [](#ワークステーションのセットアップ)ワークステーションのセットアップ

次の手順を実行して、アクセラレーターアセットを構築、デプロイ、およびテストできるようにワークステーションを準備します。この手順は、Maven および Eclipse ベースの製品の使用に関する基本的な知識があることを前提としています。

### [](#インストール)インストール

1. [https://adoptopenjdk.net](https://adoptopenjdk.net)​ から OpenJDK 8 リリースの最新の 64 ビットバージョンをダウンロードしてインストールします。Windows では、​`JAVA_HOME`​ 環境変数をインストールルートディレクトリ (​`C:\Program Files\Java\jdk1.8.0_265​` など) を参照するように追加または更新し、`​%JAVA_HOME%\bin​` を `​PATH`​ 変数に追加します。
2. [http://maven.apache.org/download.cgi](http://maven.apache.org/download.cgi)​ から最新の Apache Maven 3.8.x リリースをダウンロードしてインストールします。​`MAVEN_HOME`​ 環境変数をインストールルートディレクトリ (​`C:\Utilities\apache-maven-3.8.4​` など) を参照するように追加または更新し、`​%MAVEN_HOME%\bin​` (Linux/MacOS では `​$MAVEN_HOME/bin​`) を `​PATH`​ 変数に追加します。
3. [https://www.mulesoft.com/lp/dl/studio](https://www.mulesoft.com/lp/dl/studio)​ から Anypoint Studio 7 リリースの最新の 64 ビットバージョンをダウンロードしてインストールします。名前にスペースが含まれるフォルダーには製品をインストールしないでください。
4. Studio を起動し、アクセラレーターアセット用の新しいワークスペースを作成します。名前にスペースが含まれるフォルダーにはワークスペースを配置しないでください。

### [](#アクセラレータービルドの設定)アクセラレータービルドの設定

1. Exchange から [Accelerator Common Resources (アクセラレーター共通リソース)](https://anypoint.mulesoft.com/exchange/org.mule.examples/accelerator-common-resources-src)​ アセットをダウンロードし、アーカイブを一時ディレクトリに展開します。このディレクトリには、​`accelerator-common-resources`​ という 1 つの Studio プロジェクトフォルダーが含まれている必要があります。
2. **\[accel/Existing Projects into Workspace (accel/既存のプロジェクトをワークスペースへ)\]**​ ウィザード (Anypoint Studio プロジェクトウィザードではない) を使用して、プロジェクトフォルダーを Studio にインポートします。プロジェクトが ​`accelerator-common-resources`​ としてインポートされない場合は、\[Package Explorer\] ビューでプロジェクトを選択し、F2 キーを押して名前を変更できます。  
      
    ![sfc-doc-setupguide\_01.png](https://www.mulesoft.com/ext/solutions/images/sfc-doc-setupguide_01.png)
3. `settings-accelerators.xml`​ ファイルの内容をローカルの Maven ​`settings.xml`​ ファイルにコピーします。このファイルは通常、Linux/MacOS ホストでは ​`$HOME/.m2`​、Windows ホストでは ​`%USERPROFILE%\.m2`​ にあります。存在しない場合は新しいファイルを作成します。ファイルがすでに存在する場合、​`settings-accelerators.xml`​ のコンテンツを既存のファイルと必ずマージしてください。ファイルを個別に保持し、Maven コマンドを実行するときに ​`-s <filename>`​ オプションを指定することもできます。Studio では、\[Preferences (プリファレンス)\] ダイアログの ​`[Anypoint Studio/Maven/User Settings (ユーザー設定)]`​ にあるユーザー設定パスも上書きする必要があります。
    
    <table><tbody><tr><td class="icon"><i class="fa icon-note" title="Note"></i></td><td class="content">プロジェクトが Anypoint Studio でのみ構築される場合、このステップは省略可能です。</td></tr></tbody></table>
4. ここでは、​`server`​ エントリを更新して、2 つの Exchange リポジトリ (​`anypoint-exchange-v2`​ および ​`accelerator-exchange`​) に独自のユーザー名とパスワードを指定します。コマンドラインから MUnit テストを実行する場合、MuleSoft Nexus EE リポジトリ (mule-enterprise) の別のログイン情報を指定する必要もあります。

## [](#設定のテスト)設定のテスト

<table><tbody><tr><td class="icon"><i class="fa icon-note" title="Note"></i></td><td class="content">Maven 設定ファイルに適切な値を指定することは、Maven を使用してコンポーネントを解決、構築、デプロイできるようにするために重要です。</td></tr></tbody></table>

ワークステーションのセットアップを確認するには、アクセラレーター実装テンプレートアセットを Studio にインポートします。Exchange からアセットを手動でダウンロードし、​`[Packaged Mule Application (.jar) (パッケージ化された Mule アプリケーション (.jar))]`​ ウィザードを使用してインポートすることも、Studio で Exchange ビューアーを起動して直接参照して開くこともできます。

プロジェクトがインポートされたら、Studio のプロジェクト名が ​`pom.xml`​ ファイルの ​`name`​ 要素と一致することを確認します。一致しない場合 (通常はダウンロードしたアーカイブからインポートしているとき)、F2 キーを押して、それに応じて名前を変更します。これにより、後でビルドスクリプトを使いやすくなります。ここでは、警告やエラーは無視します。

お気に入りのシェルを開き、プロジェクトのルートフォルダー (例: `C:\workspaces\accelerators\accelerator-jira-sys-api​`)​ に移動します。コマンド `​mvn clean​` を実行します。メッセージ `​BUILD SUCCESS`​ が表示されたら、コマンドは正常に完了しています。エラーが表示された場合は、続行する前に解決する必要があります。一般的な問題については、以下の「トラブルシューティング」セクションを参照してください。

Studio でプロジェクトを閉じ、Studio がタスクの処理を完了するまで待ってから、プロジェクトを再度開きます。プロジェクトがエラーなしで構築されることを確認します。

## [](#トラブルシューティング)トラブルシューティング

`mvn clean`​ コマンドが正常に完了しない場合、または Studio でインポートされたプロジェクトのエラーが報告され場合は、セットアップの何かが欠落しているか誤っています。次の表に、発生する可能性がある一般的な問題とその問題を解決する手順を示します。

<table class="tableblock frame-all grid-all stretch">
<colgroup>
<col style="width: 33.3333%;">
<col style="width: 33.3333%;">
<col style="width: 33.3334%;">
</colgroup>
<thead>
<tr>
<th class="tableblock halign-left valign-top">問題</th>
<th class="tableblock halign-left valign-top">考えられる原因</th>
<th class="tableblock halign-left valign-top">解決方法</th>
</tr>
</thead>
<tbody>
<tr>
<td class="tableblock halign-left valign-top"><p class="tableblock">Maven で 1 つ以上の連動関係が見つからない</p></td>
<td class="tableblock halign-left valign-top"><p class="tableblock"><code>server</code>​ エントリに指定されたログイン情報が無効な可能性があります。それらが正しい場合、Maven が以前に連動関係をダウンロードしようとしてキャッシュした可能性があります。</p></td>
<td class="tableblock halign-left valign-top"><p class="tableblock">まず、ログイン情報を確認して追加し、​<code>mvn clean -U</code>​ を実行して、Maven にすべての連動関係を強制的に更新させます。キャッシュされた連動関係を ​<code>.m2/repository</code>​ フォルダーから削除して、更新を強制することもできます。これでも問題が解決しない場合は、​<a href="https://docs.mulesoft.com/jp/accelerators-home/additional-customizations" class="xref page">「その他のカスタマイズ」</a>​ページに従って、POM の親アセットと共通コアアセットをダウンロードし、ローカルにインストールします。</p></td>
</tr>
<tr>
<td class="tableblock halign-left valign-top"><p class="tableblock">Studio で「null」バージョンエラーが表示される</p></td>
<td class="tableblock halign-left valign-top"><p class="tableblock">Studio が親 POM を正しく解決していません。</p></td>
<td class="tableblock halign-left valign-top"><p class="tableblock"><code>mvn clean</code>​ コマンドが成功した場合は、プロジェクトを閉じてから再度開きます。それでも問題が解決しない場合は、Studio を再起動してみてください。最後の手段として、ファイルではなくプロジェクトを Studio から削除し、再度インポートします。</p></td>
</tr>
<tr>
<td class="tableblock halign-left valign-top"><p class="tableblock">プロジェクト名の変更中にエラーが表示される</p></td>
<td class="tableblock halign-left valign-top"><p class="tableblock">Studio が 1 つ以上のファイルをロックしています。</p></td>
<td class="tableblock halign-left valign-top"><p class="tableblock">新しいプロジェクトフォルダーに古いプロジェクトフォルダーと同じファイルが含まれていることを確認します。Studio を閉じ、古いプロジェクトフォルダーを削除してから、Studio を再度起動します。</p></td>
</tr>
<tr>
<td class="tableblock halign-left valign-top"><p class="tableblock">Studio で「cannot import as Mule project (Mule プロジェクトとしてインポートできません)」エラーが表示される</p></td>
<td class="tableblock halign-left valign-top"><p class="tableblock">プロジェクトのインポートに使用されたウィザードが間違っています。</p></td>
<td class="tableblock halign-left valign-top"><p class="tableblock">プロジェクトがまだ [Package Explorer] ビューに表示されている場合、このエラーは無視して問題ありません。表示されていない場合は、別のインポートウィザードを使用してインポートを再試行してください。</p></td>
</tr>
<tr>
<td class="tableblock halign-left valign-top"><p class="tableblock">Studio を使用してコネクタのバージョンを更新できない</p></td>
<td class="tableblock halign-left valign-top"><p class="tableblock">アクセラレーターアセットが親 Maven 設定で定義された連動関係管理を使用しています。</p></td>
<td class="tableblock halign-left valign-top"><p class="tableblock">連動関係のバージョンを更新するには、アプリケーションの ​<code>pom.xml</code>​ ファイルに ​<code>&lt;version&gt;</code>​ タグを直接追加するか、親のバージョンを更新して再デプロイします。必ず親 POM のバージョンを更新し、アプリケーションで新しいバージョンを参照してください。</p></td>
</tr>
</tbody>
</table>

## [](#関連情報)関連情報

- [はじめに](https://docs.mulesoft.com/jp/accelerators-home/getting-started)
- [アプリケーションデプロイメント](https://docs.mulesoft.com/jp/accelerators-home/application-deployment)
- [その他のカスタマイズ](https://docs.mulesoft.com/jp/accelerators-home/additional-customizations)
- [アプリケーションテスト](https://docs.mulesoft.com/jp/accelerators-home/application-testing)
- [MuleSoft Accelerator](https://docs.mulesoft.com/jp/accelerators-home/)